映画『東京裁判』3 戦争に関する法律がある限り、戦争を始めたことは悪ではない

戦争は野蛮な行為ではありません。もちろん悪でもありません。 何故ならば、国際法に戦争に関する法律が定められているからです。 戦時国際法です。 「戦時国際法」Wikipediaより 戦時国際法(せんじこくさいほう、英:Law of War)は、戦争状態においてもあら…

映画『セル』歩きスマホ嫌いには、最高のカタルシス

携帯電話(セル)をかけながら歩く、ながら族は日本だけではありません。 ほとんどの先進国では、スマートフォンの画面を見ながら歩いているようです。 スマートフォンを使用していない者としては、非常に腹立たしいことが多い。 先日も夜中に、細い歩道を前…

映画『チャイルド44』原作は良し、映画も結構良い

映画が予想していたより、いい雰囲気でした。 TVで見ていた普通のアイドルが、実際にあってみると平均点以上に可愛かったといったところでしょうか。 原作の絶望的なスターリン時代のソ連社会が窺える作品です。 原作は『チャイルド44』トム・ロブ・スミス著…

映画『東京裁判』2 「東條英機とキーナンの対決が痛快」

映画『東京裁判』は、長いドキュメンタリー映画です。4時間36分もあります。 しかし、何度も観ると、被告と検事、弁護人達の微妙な表情の変化に気づきます。 とりわけ、東條英機とキーナン検事とのやり取りは痛快です。 勝者が敗者を裁く茶番劇のような法廷…

共産主義者の歴史6「マルクスの弁証法とは?」

弁証法とは「二つの矛盾する命題が、対立を経ることで、新たな一つの命題になる」という思考法です。 この思考法は、マルクスの専売特許ではなく、古代ギリシアの思想家も自然に使用していた方法です。 マルクスが有名になりすぎたために、弁証法と言えばマ…