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『ライ・トゥ・ミー』(原題 "Lie to Me")が面白い。ちょっと古いが。

現金をほとんど持ち歩かない。小銭で1000円くらい。それ以上の買い物はカードでする。

そういう主義ではない。現金で持つとすぐに本代になってしまうからだ。
若い時には、これは面白いと思う本も、買っておけば将来読むだろうと感じた本も大体購入する癖があったので、手持ちの現金が無くなってしまう。
そして結果、家の中にこれ以上、本を置くスペースが無くなった。

メリットとして、カードにすると本の衝動買いが減った。いろいろ考えて買うようになったのだ。
しかし、デメリットもある。コンビニなどで買い物をする際に、足りないことがある。ほんの数百円なのだが、足りなければ買えない。仕方なく、鞄のあちこちを探し、小銭を探す。下を向いて探すので、バイトであろう店員の顔は見えてないのだが、彼(または彼女)の心の声が聞こえる。音で聞こえてくるわけではない。雰囲気が「聞こえる」のだ。

「おっさん、レジに持ってくる前に小銭の用意しとけよ」。

被害妄想か幻聴では?と言われるかもしれないが。
そうではない。(と本人的には思っている。)

子供の頃から何となく普通の人より敏感だった。
初めて出会った人でも、大体60~70%ぐらいは、何を考えているのか分かる。
統計を採ったわけでもないので、自身の勝手な感覚である。
そのため、非常に疲れる。精神的に疲れてしまう。
仕事に役立つこともあれば、ただ疲れが助長されるだけのこともある。

後者が圧倒的に多いが。
ほとんど得をした経験は無いし、これからも無いだろう。

そんな生活の中『ライ・トゥ・ミー』(原題 "Lie to Me")を観た。

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これは驚かされる内容だった。
人類の表情や仕草には普遍的なものがあり、それを分析すれば、嘘が見破れるまたはある程度心の状態が分かるという理論を描いていた。
しかも、主人公のカル・ライトマン博士(実在するアメリカの心理学者ポール・エクマン(1934年 - )がモデル)は他人の嘘は見破れるが、少しも幸せになれないのだ。
「わかる、わかる」とうなずきなら全シリーズを観た。

とりわけ、ライトマン博士の部下で、手荷物検査係からスカウトされたリア・トーレスに共感した。彼女は理論や分析ではなく、直感によって他人の心理を見抜くのだ。

www.youtube.com

<参考文献として>
ポール・エクマン(Paul Ekman、1934年 - )著作
『顔は口ほどに嘘をつく』 菅靖彦訳 2006年
『子どもはなぜ嘘をつくのか』菅靖彦訳 2009年

FBI捜査官ロバート・K. レスラーの本も参考になる。
FBI心理分析官―異常殺人者たちの素顔に迫る衝撃の手記 (ハヤカワ文庫NF) これはプロファイリングの本。