『ボクガール』。知らないうちに最終回

読みたい本が多すぎる、マンガまで手がまわらん

知らないうちに、『ボクガール』が最終回です。

慌てて、10・11巻を購入しました。

 

まだ読んでいない人のために簡単にストーリーを紹介。

主人公は女顔の男子高校生、鈴白瑞樹。

合気道の達人でもあり、本人も男らしくあろうと意識しているのだが、見た目があまりにも可愛いので、男から告白されることもあり、悩んでいる。

また、クラスメイトの藤原夢子に片思いなのだが、男として見られていない。

幼馴染の親友、一文字猛は何とか瑞樹の思いを叶えてやりたいと願っているのだが、実は、藤原夢子は猛を好きだったのだ。

そこに、悪戯の神様ロキ・アースガルドが現れる。

彼女は瑞樹の身体を女に変えてしまう。

瑞樹、猛、夢子のややこしい三角関係が始まる。

(ニコニコ静画で、4話分読めます)

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相思相愛だったのか

読後。この2人は出会った時から相思相愛だったのだと納得すると同時に、

「あれ、これでいいのか?」です。

ラブコメディだったのが、結構マジメな最終回です。

想像していたのは、

主人公の瑞樹が男に戻り、藤原さんと結ばれて、

猛は、友人として瑞樹を再認識し、別の女性を好きになる、

といった結末でしたが、ちょっとこれは予想外でした。

ネタバレになるので、これ以上は書けません。

再度、これでいいのか?

 

私が古い時代の人間なのか、とも思ってしまいます。

多分『タッチ』の時代であれば、

この結末は、男性読者が引いてしまうかもしれません。

だってどんなに可愛くても、男友達ですよ。

うーむ。

私も小学6年生の頃、修学旅行先の旅館にて、皆と一緒に男の風呂場に行こうとすると旅館のおばちゃんから「女の子はこっちよ!」と腕を引っぱられて、非常に立腹した経験があります。

あの当時、まだ荒っぽい時代だったのか、男の子で女の子に間違われる男は、恥ずかしいと感じていました。

時代が変わったのでしょう。