(女子校である)女子中学生の美少女3人が主人公
この繊細かつ美しい絵、どちらかと言えば少女マンガ系です。
なのに、内容はややホラーでシュールなギャグマンガ。
野村 香純、オリヴィア、本田華子の3人があることがきっかけで、遊び人研究会を作り、その学園生活が描かれます。
遊び人研究会って……。すでにこの部活名がおかしい。
野村香純は、眼鏡をかけた賢そうなキャラですが、じつは隠れバカです。
オリヴィアは、見かけは金髪碧眼の西洋人。しかし、日本生まれの日本育ち。そのため英語は全く駄目。トータルに見て、ただのバカです。
本田華子がダークな子
そして、本田華子。この人物が最高にダークで共感できます。頭は良いのですが、努力型です。そして何より、バカのオリヴィアに「性格が汚い」と言われるほど腹黒バカです。
彼女は1学期の期末試験に際して、必死に勉強し平均98.2点を取り、学年1位を確信するのですが、結果は2位でした。
1位だったのは「彼氏と勉強していたもん」と軽く答えている同級生のみさちゃん。
それに対して、
「おかしい…何か間違っている…」
「私はおしゃれも恋愛も我慢して勉学に励んでいたというのに…」
「あの様子だと私の方が絶対、勉強時間長かった…」
「何故、人生を舐め腐っているリア充のクソビッチに負けるの?」
と心の中で悪態をつく。
まるで、オタクのおっさんです。
このマンガは笑える。表紙詐欺を充分に味わえます。
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