映画『ラプチャー 破裂』残念な出来の内容。『スキャナーズ』みたいにして欲しかった

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あらすじ

シングルマザーのレネー(ノオミ・ラパス)は、ある日見知らぬ男たちに拉致されます。隔離施設に連れて行かれ、人体実験を受けるのですが、その方法は“一番嫌いな物”を与えられることでした。

彼女は蜘蛛が死ぬほど嫌いだったのです。

拘束されて蜘蛛攻めにあうレネー。半狂乱になりながらも理由を聞くのですが、実験者達は答えてくれません。


原題『Rupture』とは破裂のこと。題名に期待しすぎた

かなり期待した映画。だって題名が『ラプチャー 破裂』→「破裂 破裂」ですよ。

(井上陽水の「リバーサイドホテル」みたい、「ホテルはリバーサイド、川沿いリバーサイド」単なる繰り返しですが)

『スキャナーズ』のbrainsパーン(脳みそパーン)を期待しないほうがどうかしています。

しかも主役がノオミ・ラパス。『プロメテウス』の女主人公です。

スウェーデン出身の女優さん。なかなか演技派で、『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』で主役のリスベットを演じています。これはスウェーデンのドラマ。

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スプラッター映画としては一流の役者をそろえているので、さらに期待度が上がりました。

 

人体実験で、その人が一番嫌いな物を与えて苦しめるのは、ジョージ・オーウェル『1984』へのオマージュでしょう。『時計仕掛けのオレンジ』もあるかもしれません。

 

予告だけ見て、脳内に自分なりのストーリーが出来上がっていました。

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この実験は超能力者を開発するためなのだろう。

女主人公のレネーは拷問のような人体実験の末、超能力を得る。

そして自分を苦しめた実験者達に復讐してゆく。

「破裂」の題名からすると復讐方法は、“脳みそパーン”しかない。

ラストは息子と住む、我が家に帰るのだが、謎の組織との攻防は続く・・・・・・とか。

 

期待しすぎて、かなりがっかりしました。

実験を乗り越えたメンバー達がマヌケすぎる

えらく雰囲気だけはあったのですが、実験者達がマヌケすぎます。

自称「新人類」らしい。

その割には、どこが今の人類から進化しているのかよくわかりません。

  • 念動力が使える
  • 他人の心が読める
  • 未来を予知できる
  • テレポテーションできる

などの能力があればいいのですが、こいつら「新人類」にはありません。

拉致すら、やたらと泥臭く「旧人類」のメキシコマフィアか北朝鮮のほうがもっと少人数で手際よく行うでしょう。

拷問の如き実験を乗り越えて「新人類」になるメリットが無いのは情けない。