今日も憂鬱な朝鮮半島41 バッハ会長は何の権限があって、東京五輪に北朝鮮を呼ぶのか

国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が、北朝鮮を訪れています。

行くのは勝手ですが、あの拉致犯・殺人者である金正恩と握手をして笑っていました。

f:id:ha-kurehanosatosi:20180404183105j:plain

そのうえ、許せないのは日本に無断で、北朝鮮選手の東京オリンピック参加を支持していた事です。

 

なるほど、IOCの会長は、日本国の意思と関係なく自由に約束できる権限を持っているようです。

 

バッハIOC会長は、選挙で選ばれた政治家でもなく、人類に尽くした聖人でもありません。

一スポーツ団体の会長に過ぎないのです。

 

オリンピック招致に多額の金銭が動くことは周知の事実です。

日本は(IOC会長や幹部に)金を払わなければ、東京にオリンピックを招致できなかった。

その程度の、拝金主義スポーツ団体の会長が、核兵器を振りかざして近隣国を恫喝するチンピラ国家と勝手に約束をする。

異常事態です。

 

日本政府側である森喜朗会長は、拉致問題を踏まえて対応すると発言しています。

このオッサン、いつもろくな事を言わないのですが、たまにはまともなことを言えるようです。

森会長、IOCに理解と注文=北朝鮮の東京五輪参加:時事ドットコム

森会長は「日本には平和で豊かな状況を味わえない人がたくさんいる。人の国に入って奪い取って、いつまでも帰さないで拉致していくというのは大変大きな問題だろう」と指摘。IOCは、北朝鮮による日本人拉致問題などを踏まえて対応すべきだとの認識を示した。

www.recordchina.co.jp

IOC会長、北朝鮮の東京五輪・北京五輪への参加を支持―中国メディア
Record china配信日時:2018年4月1日(日) 18時40分

2018年3月31日、中国国営新華社通信は、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と会談し、20年の東京夏季大会と22年の北京冬季大会に北朝鮮選手が参加することで認識が一致したと報じた。

記事によると、バッハ会長率いるIOC代表団は、29日から3日間の日程で北朝鮮を訪問した。バッハ会長は、帰国前の平壌国際空港で取材に応じ、北朝鮮選手の国際競技への参加について支持を表明したという。

 

北朝鮮国営の朝鮮中央通信は、バッハ会長が訪朝期間中、金正恩委員長と会見し、サッカーの試合を観戦したことや、金日国(キム・イルグク)体育相と会談し、スポーツ施設の視察などを行ったことを伝えている。

 

金正恩委員長は、平昌五輪への北朝鮮の参加をめぐりIOCが協力してくれたことに謝意を示した上で、大会の成功だけでなく南北関係の新たな道筋をひらいた点でも大きな意味があったと語ったという。(翻訳・編集/岡田)