今日も憂鬱な朝鮮半島51 北朝鮮と韓国は『アウトレイジ ビヨンド』の国家版の関係

『アウトレイジ ビヨンド』では、若頭石原(加瀬亮)がキャンキャンわめいて、いい味を出していました。

『アウトレイジ』シリーズを知らない人はこの動画を。


『アウトレイジ 最終章』公開記念!3分でわかる「アウトレイジ」シリーズダイジェスト

雰囲気としては、「アウトレイジ漫才」のモノマネ加瀬亮が最高です。


アウトレイジ漫才2

『アウトレイジ ビヨンド』では、度胸もないのにやたらと虚勢をはり、三浦友和演じる会長に怒られた後、

「てめぇらがちゃんとしねぇから、会長の手をわずらわすんじゃねぇか!」と当たり散らし、子分達をどつきまわす。

 

あの加瀬亮の姿が北朝鮮の幹部に、どつかれていた子分達が韓国に見えてきました。

 

5月16日、北朝鮮は米軍の空軍演習が行われたことに対し、韓国を自分の子分のようにののしっています。

「判断能力のない無知無能な集団」とののしった上で、「完全な核廃棄が実現するまで圧力を加えるべきだとするアメリカと結託している」と批判した。

北朝鮮は、米国が強硬姿勢の選択肢を捨てていないと警戒し虚勢をはっている。

 

そして当たり散らす相手は韓国しかないので、

「てめぇらが判断能力のない無知無能な集団だから、(北朝鮮優位に)話が進まねぇじゃねぇか!」

「完全な核放棄を実現させようとするアメリカと結託してんのか」

とキャンキャンわめいているのです。

 

完全にヤクザ者の行動パターンです。

顔だけ見ても、北朝鮮の幹部連中はヤー公ですが。

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祖国平和統一委員会の李善権(リ・ソングォン)委員長

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朝鮮労働党中央委員会の金英哲(キム・ヨンチョル)副委員長

www.news24.jp

北朝鮮「無知無能な集団」韓国をののしる
2018年5月18日 01:18

韓国との閣僚級会談を中止した北朝鮮は、「事態が解決されない限り対話は容易に実現しない」と警告した。米朝首脳会談を控え強硬姿勢をアピールすることで、アメリカを揺さぶる狙いがありそうだ。

 

北朝鮮は16日、米韓の空軍の演習を理由に南北閣僚級会談をキャンセルした。さらに、韓国との交渉を進めてきた李善権祖国平和統一委員会委員長は、「会談を中止させた重大な事態が解決されない限り、対話は容易に実現しない」と韓国に警告した。

 

また、会談の中止に遺憾の意を示した韓国政府に対し、「判断能力のない無知無能な集団」とののしった上で、「完全な核廃棄が実現するまで圧力を加えるべきだとするアメリカと結託している」と批判した。

 

北朝鮮としては、非核化の手法をめぐりアメリカとの対立が表面化する中、強硬姿勢をアピールし、アメリカを揺さぶる狙いがありそうだ。

『アウトレイジ最終章』は「全員悪人」ではなくなった失敗作

『アウトレイジ最終章』、物語としては面白く観ました。

しかし、前2作『アウトレイジ』、『アウトレイジ ビヨンド』と比べると明らかな失敗作だと思います。

 

「全員悪人」の筈だったのに、大友(ビートたけし)と市川(大森南朋)の2人を復讐を遂げたかっこいいヤクザに描いては駄目でしょう。

最後には、惨めな悪人(単なるヤー公)として殺されて欲しかった。

 

また、韓国マフィアがまるで復讐のサポートをした「結構良い人」のように描かれています。

北野武監督も海外向けに忖度せざるを得なかったのでしょうか。