今日のプーチンさん29 ワールドカップロシア大会、英国歌手魂を売る

14日、サッカーワールドカップロシア大会が始まりました。

開会式にて、開催国大統領プーチンさんが開会宣言。

 

しかし、他国の首脳や政府要人は極めてさびしい面々でした。

サウジアラビアのムハンマド皇太子、北朝鮮の金永南最高人民会議常任委員長、アルメニア、ベラルーシ、レバノン、パナマなど、ほとんどが小者ばかりです。

 

欧米や日本などのロシア制裁に参加している国は、選手のみの参加となったのです。

 

そんな中、開会式に英国の歌手ロビー・ウィリアムスが出演し歌っています。

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日本人にはあまり知られていない歌手ですが、ヨーロッパでは有名なポップ歌手らしい。

親露派としても知られており、ロシアの「オルガルヒ」と呼ばれる富豪やプーチン大統領を支持する政財界とも親しいのです。

 

英国の新聞「ガーディアン」は「ロビー・ウィリアムズはワールドカップの開会式で、独裁者プーチンに魂を売る」と罵倒しています。本人は一向に平気のようですが。

 

 

 亡命者を、放射性物質「ポロニウム210」や化学兵器「ノビチョク」によって殺害されている英国からしてみれば、ロシアは国家としての面子をつぶした許せない相手です。

 

その国に招かれ、ワールドカップの開会式に出演するのは、英国人として魂を売った売国奴として批判されるのは当然といえば当然です。

「外国人とセックスするな」とロシア政府警告

スポーツの祭典とは、「祭り」そのものであると再認識させられました。

日本でもそうですが、昔から「祭り」では平素禁じられていることが許されます。

 

有り体に言うと、暴力(バイオレンス)とセックスです。

 

岸和田のだんじり祭などはバイオレンスそのもので、山車(だし)が観光客に突っ込み死人が出ても中止されることはありません。あれは一種の人身御供です。

 

ブラジルリオのカーニバルでは、期間中あちらこちらでヤリまくっているため、お祭りが終わった翌年には父親のわからない子供が大勢出産されます。

 

ロシアも例外ではなく、1980年のモスクワ五輪後、シングルマザーがたくさん出現しています。

その反省から、ロシア下院家族女性児童問題委員会のタマーラ・プレトニョーヴァ委員長が、ロシア人女性に対して「外国人観光客とは性的関係を持たないように」と呼びかけているとか。

 

そう言われても「祭り」の醍醐味ですから、禁止してもヤル人はヤルでしょう。

www.huffingtonpost.jp

WORLD
2018年06月13日 19時46分 JST | 更新 9時間前

ロシア・ワールドカップの開会式にイギリスの歌手ロビー・ウィリアムズさん出演。でもなぜか批判続出

関根和弘


サッカーのワールドカップロシア大会が6月14日に始まる。開催国ロシアとサウジアラビアが激突する開幕戦に先立って開かれる開会式に、イギリスの人気ポップ歌手、ロビー・ウィリアムズさんが出演することが明らかになった。

 

ところが、彼の出演をめぐっては欧州各国から反発の声が上がっている。ワールドカップは、オリンピックをもしのぐ人気があり、世界最大のスポーツイベントとされる。そんな栄光のステージに立てることになった彼が批判されるのはなぜなのか。


「ロシア対サウジアラビアの開幕戦の前に歌うことになりました」。6月11日、ウィリアムズさんはTwitterで自身がワールドカップの開会式に出演することを明かした。


国際サッカー連盟(FIFA)もこの日、公式サイトでウィリアムズさんのコメントを発表。その中で、ウィリアムズさんは「こんなまたとない出演のために、ロシアに戻ってこれるなんて、とてもハッピーだし、興奮している」などと語った。

 

ウィリアムズさんは1990年代、ポップグループ「テイク・ザット」のメンバーとして活躍。テイク・ザットは「バックストリート・ボーイズ」や「スパイス・ガールズ」などにも影響を与え、「イギリス音楽史の中で、ビートルズ以降最も成功したバンド」などと称された。

 

ウィリアムズさんはグループを脱退した後もソロで活躍し、全ヨーロッパ的な人気を博している。

 

だが、彼がワールドカップのロシア大会の開会式に出演することに対し、ヨーロッパのメディアは批判的な論調を展開している。イギリスの新聞「ガーディアン」は6月12日、「ロビー・ウィリアムズはワールドカップの開会式で、独裁者プーチンに魂を売る」との見出しで記事を掲載。

 

イギリスの閣僚や主要な王室関係者が開会式を欠席する中、ウィリアムズさんが出演することに政治家や活動家らは批判していると報じた。

 

イギリスを含め、ヨーロッパ各国の政府要人がこぞって開会式には出ないことを表明している。引き金になったのは、イギリスで2018年3月に起きたロシアの元スパイの殺人未遂事件だ。

 

イギリスはロシアが製造能力を持つ猛毒の神経剤「ノビチョク」が事件に使われたとしてロシア人外交官を追放、ヨーロッパ各国も同調した。外交問題がスポーツの祭典にも波及した格好だ。

 

そもそもウィリアムズさんは、「オリガルヒ」と呼ばれるロシアの富豪らとの関係も深い。ロシアの携帯電話会社「メガフォン」の創立25周年を祝うイベントで歌声を披露したほか、ロシアのプーチン大統領と近い政財界の大物との親密な関係が取りざたされている。

 

2016年にはオリガルヒをテーマにした「ロシア人のようなパーティー」というタイトルの曲も作っており、「ロシア寄り」との疑惑を一層深めている。

 

ロシアと国際的なスポーツのイベントをめぐっては、ロシア南部のソチで開かれた冬季オリンピックでも、性的少数者に対する差別を助長しかねない法律がロシアで成立したことを受け、欧米各国が抗議の意味を込めて政府要人の大会出席を見送ったこともある。

 

ウクライナのクリミア半島をロシアが2014年に併合した問題をめぐっても、欧米とロシアの間には深い溝が生じている。政治・外交問題での対立が再度、ワールドカップに持ち込まれることになりそうだ。 

jp.sputniknews.com

ロシア人女性に警告 W杯外国人客とはセックスしないでロシア人女性に警告 W杯外国人客とはセックスしないで

サッカーW杯2018のニュース
2018年06月14日 16:42(アップデート 2018年06月14日 16:46) 

ロシア下院(国家会議)家族女性児童問題委員会のタマーラ・プレトニョーヴァ委員長はロシア人女性らに対し、サッカーW杯ロシア大会の開催期間中訪れている外国人観光客とは性的関係を持たないよう呼びかけた。この声明を13日、ラジオ「モスクワ放送」が報じた。

スプートニク日本


プレトニョーヴァ委員長は「女性らは結婚し、国外に出ても、その後、どうやってそこから(ロシアに)戻るか分かっていない。後になって委員会のドアをたたき、こどもを取り上げられたなどと泣きつく女性が多い」と話す。

 

プレトニョーヴァ委員長は、1980年のモスクワ五輪の際の後も、当時のソビエトでシングルマザーがたくさん出現した事実を指摘し、「生まれた子どもたちは後で苦労することになる。こうした苦労はソ連時代の児童らも経験した」と述べた。