『ハンニバル(TVドラマ版)』疲れるが続けて観てしまう。

映画とは違う設定で作られている。

ひと言で言えば、ひっぱり過ぎ。


海外ドラマ『HANNIBAL/ハンニバル』 シーズン1 (予告)

しかし、役者のキャスティングは素晴らしい。

主人公のウィル・グレアムはヒュー・ダンシー

この人は英国人で映画『ルワンダの涙』で初めて見た。


映画「ルワンダの涙」(05 英独/日本公開0701)予告編

ルワンダ大虐殺の時、青年海外協力隊英国版の隊員としてルワンダにいる。

ルワンダ人ツチのキュートな少女を好きになってしまい「最後まで君のそばにいる」と約束しながら、虐殺の恐怖のあまりに見捨てて逃げてしまう。

ハンサムだが少し神経質そうで、純粋だけれども勇気が足りない普通の青年を演じていた。

 

虐殺から数年後、生き延びた少女が英国の大学まで彼を訪ねてくる。

聖歌隊を指揮している彼が振り向くと、見捨てられ虐殺されたであろう少女が大人の女になって立っている。

その時の驚きの表情。ヒュー・ダンシーの見事な演技。それは映画を観ている自分の表情でもある。

ラストに「私ずっと先生の言葉を頭に浮かべながら走ったのよ」

「何故、約束をやぶって逃げたの?」と質問する。

彼女は非難しているわけではなく、ただもう一度会いたかっただけなのだ。

 

話を『ハンニバル(TVドラマ版)』に戻す。

ハンニバル・レクター博士役のこと。

映画はアンソニー・ホプキンスレクター博士を演じていた。

マッチョな容貌だった。ドラマは北欧の紳士といった感じか。

役者はデンマーク出身のマッツ・ミケルセン

あんなに北欧風ハンサムで長身の男がうろついていたら、すぐにバレるだろうとツッコミを入れながら観る。

殺害用の透明スーツが暑そうだ。絶対に汗をかいて証拠が残るだろう。


海外ドラマ『HANNIBAL/ハンニバル』 シーズン2 (予告)

文句を言いながら、シーズン2まで観終わった。

結局、面白いということ。

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