奄美大島では雪は降らないと思い込んでいたが、今年1月24日に降った。
115年ぶりの雪だとか。
親戚に、静岡県出身と石川県出身と富山県出身者がいた。(いる。)
たまたま、この3県の出身者が冬の広島で顔をそろえる事があった。
山奥なのでよく雪が降る。10代のほとんどを過ごしたが、毎年冬になると1メートルは積もっていたと思う。学校に行くのに雪に埋もれ、かき分けて進んだ。ラッセル車の気持ちが分かるほど、冬は苦労した。
だから、雪が降って楽しいと思ったことは、ほとんど無い。
雪ふる広島では、先の3県人は、驚くほどはっきりと表情が分かれた。
静岡県人は、喜び、ややはしゃぎ気味だった。
それに対して石川県人、富山県人は、うんざりした顔で彼の人を眺めていた。
富山県人に聞くと、冬は6メートルも雪が積もり(今はそうでもないらしい)、2階から出入りしていたとのこと。
面白いもので、人は自分たちの故郷にないものは何かロマンチックで神秘的に感じるらしい。
奄美大島出身の元ちとせもそのようだ。
この人は、朝の連続テレビ小説テーマ曲『この街』を聴いて以来ファンになった。
『コトノハ』
『凛とする』
動画がなかったので、CDを買うかダウンロードを。
本当の雪国では、「凍える素肌凛と」していられるどころではないのだが。
でも憧れを歌った良曲。
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