ブラッド・ピット主演『フューリー』観る。
典型的なアメリカの戦争映画。
アメリカの戦争映画は、反戦映画であっても自国の軍人を悪者に描くことはまず無い。
日本と違って。
「フューリー」とは「怒り」のこと。
アメリカの熱血戦車兵達が、悪の武装SSをやっつける話。
武装SSとは、ナチス親衛隊の武装組織である。シーシェパードではない。
偏向思想は似ているが。(構成員も何故か金髪の白人が多い)
シーシェパードのことは、以前、
ha-kurehanosatosi.hatenablog.com
に例え話として書いた。
そんなことはさておき映画『フューリー』のこと。
ナチス親衛隊はいつも悪役である。
武装SS300人相手に、履帯(キャタピラ)の切れたシャーマン戦車1台と5人の戦車兵で立ち向う英雄譚として描かれている。
少し、無理がある話。セミミリタリーおたくとしては物言いがある。
対戦車ミサイル(パンツァーファウスト)を持っている300人もの兵士と対等に戦える訳がない。
まあ、アメリカ映画なので細かいことは気にしないことかも。
シャーマン戦車4台対ティーゲル戦車1台の戦車戦はなかなか面白く鑑賞。
ティーゲル戦車は本物を使用したらしい。結果シャーマンの勝利だが、4台のうち3台は搭乗員ともに撃破される。
4対1でやっと勝てるレベルの戦車性能なのだ。
この辺は妥当な展開である。
映画を観終わって、ブラッド・ピットのニュースを検索すると、アンジェリーナ・ジョリーから離婚申し立てがあったとか。
しかも、理由が児童虐待疑惑。
詳しく調べると、事実無根であるような。
ブラッド・ピットは繊細だから、アンジェリーナ・ジョリーみたいなガサツな女とは長く暮らせなかったのではと、ブラピファンの私は憶測しているのだが。