ネット投資会社と木村文乃似の女性社長
経済についてはほとんど素人だ。
しかし「投資すれば必ず儲かりますよ」といった甘言は、100%嘘であることは分かる。
何故、必ず儲かる話を他人に教えなければならないのか。
競馬をする際に「この馬の馬券を買えば必ず儲かる」という人間を信用するのは、頭のおかしい人間である。結果が分かっているのなら、黙って自分が大量に買うだろう。
投資も同じだ。
まずリスクがあることを伝えない投資会社は、危険だ。
NHKスペシャル「巨龍中国 成長産業にカネを流せ 14億人の資産の行方」を見た。2016年11月19日(土) 午後9時00分(50分)
再放送は、2016年11月26日(土) 午前1時00分
中国では、ネットで簡単に投資資金を集められるらしい。政府が政策として法的に投資を促しているのだとか。
木村文乃似の女性社長が奮闘している様を中心にドキュメンタリーとして描かれていた。
内容としては、興味深く、現在の中国投資状況を見ることができた。
しかし、投資の契約内容が明らかに滅茶苦茶である。
元本を保証し、企業への融資によって9%以上の高利回りが得られるとか、有り得ない条件だ。
ネット上で投資を募るので、パソコン画面にどれくらい集められたかがすぐに出る。数十分であっという間に目標額を集めることが出来る。
それはいいとして、オペレーターのお姉ちゃんがお金が振り込まれる度、妙に「エヘヘヘ」と笑っているのが気になった。まるで「こいつら馬鹿だな」と笑っている様に感じたのは、私だけだろうか。
冒頭の女性社長が、ある顧客に騙されて「もう一切他人を信用しない」とブチ切れていた。
うーん、そんなことは最初から分かっていることだろう。それに、日本人から見ればどちらも信用できない。
中国でネット投資詐欺多発
中国寄りの朝日新聞ですら、事実を書くしかないのだ。