テレホンカードひったくられ事件と神戸のマンション挨拶やめましょう騒動

テレホンカードひったくられ事件

10年ほど前になる。

駅で電話しようと公衆電話を探していた。今も昔も携帯電話(今ではスマートフォン)が嫌いで、仕事以外では持たない主義なのだ。

私の前に小学生低学年ぐらいの女の子が先にいた。

しばらく待つ。

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後ろに立った私に気づいたのたのか、振り向きながら電話を切った。

ランドセルを背負った、小学生らしき可愛らしい女の子。

「可愛い子だな」と内心思った。ペドフィリア(小児性愛)的な趣味ではなく、まったく自然な感情である。私もそんな傾向は無い。

 

女の子は妙に慌てており、テレホンカードを電話機にさしたまま立ち去ろうとした。

私が「忘れているよ」とカードをかざすと、じっと私の顔を凝視した。

そして、カードをひったくり走り去った。本当に“ひったくり”の表現そのままだった。

苦笑いしながら「あの子は正しい教育を受けている。この街も安全だな」と感心した。

上記の子供に対する犯罪の本など読むと、教師の中にもペドフィリアな傾向を持つ人間が多いらしい。

恐ろしいことだ。

神戸のマンション挨拶やめましょう騒動

2016年11月4日の神戸新聞に次のような投書が載った

理解に苦しんでます

住んでるマンションの管理組合理事をやってるんですが、先日の住民総会で、小学生の親御さんから提案がありました。「知らない人にあいさつされたら逃げるように教えているので、マンション内ではあいさつをしないように決めてください」。子どもにはどの人がマンションの人かどうかは判断できない。教育上困ります、とも。すると、年配の方から「あいさつをしてもあいさつが返ってこないので気分が悪かった。お互いにやめましょう」と、意見が一致してしまいました。その告知を出すのですが、世の中変わったな、と理解に苦しんでいます。
(神戸・西、自営、男、56)
(2016/11/04)

うーむ。投書者の言うこともわからないでもない。

しかし、異常者が多い社会への対応を教えておくのは、まず基本であろう。

日本人が不用心すぎるからだ。

 6:4くらいの割合で「挨拶やめましょう」に賛成。

綺麗事では子供を守れないのだから。