6月13日、韓国北東部の江原道麟蹄郡の山林で、北朝鮮のドローン(無人機)が発見されました。
米軍の「高高度防衛ミサイル(THAAD)」が配備されている場所を撮影していたようです。
写真で見る限り、子供の頃に作ったラジコン飛行機を思わせます。
ハイテクなのかローテクなのか分かりません。
しかし、軍事的にな観点から考えると、レベルの高い無人機なのかもしれません。
何故なら、普通に飛んでいても「ラジコン飛行機」ぐらいにしか思われないので、警戒されず、兵器としてのステルス度合いが大きいからです。
アメリカのドローンでは、無人機と名付けられていながら、飛行していれば明らかにドローンであると判断されます。
北朝鮮、恐るべしです。
カメラはソニー製品
エンジンは米国製、カメラは日本のソニー製品でした。
ソニー製である、α7Rシリーズのデジタルカメラが使用されています。
北朝鮮ドローンがソニー製カメラを搭載か | DailyNK Japan(デイリーNKジャパン) | ページ 2
ソニー製は、安価に軍事転用が可能
アメリカ空軍もPS3を軍事転用しています。
コストが10分の1になったそうです。
日本の大学では、「軍事目的での科学研究を行わない」などと発言していますが、頭隠して尻隠さずの典型です。
日本製のゲーム機やカメラが優秀すぎて、勝手に軍事目的に使用されてしまっています。
大学内では賢い人達なのでしょうが、そんな彼らが集まっても現実がまったく見えていない。馬鹿な人達です。
レーニンの言葉は、汎用性がある
「資本家たちは、われわれが彼ら自身の首を絞めることになるロープさえ、われわれに売りつける。」
レーニンの言葉です。
彼は暴力革命で数十万人の自国民を虐殺した革命家でした。
この言葉は、共産主義者からみた資本家の愚かさを語ったものですが、「資本家たち」の部分を入れ替えて「共産主義者たちは、彼ら自身を粛清することになる体制さえ、自ら作り上げる」と言い換えても通用します。
また、現在の日本に適用するならば「日本人は、われわれが彼ら自身を攻撃することになる電子機器でさえ、われわれに売りつける。」とも言えます。
当然、「われわれ」は北朝鮮ですな。