NHKスペシャル「総書記 遺された声~日中国交 45年目の秘史~」を観てしまいました。
NHKもどこまで親中国なのか、呆れます。
別に取り立てて中国の悪口を言いたい訳ではありません。
しかし、事実だけ冷静に見ても、あの国は一党独裁であり、報道の自由もありません。NHKも、何度も放送中に報道を止められて真っ黒にされていることを知らないのでしょうか。それとも中国だから大目に見ているのでしょうか。
2017年10月現在、ミャンマーがロヒンギャ族を迫害していると盛んに報道されています。
ところが、中国は建国以来、周辺のチベット族やウイグル族をずーと迫害し続けています。最近では、在中の日本人もスパイであると言いがかりをつけられては逮捕監禁されています。
こちらは新聞や雑誌、ネット上には出ても、TVにはほとんど出てきません。
胡耀邦に話を戻します。
彼は別に善人ではありません。
他の共産党員が酷すぎて、その人達よりは、ほんのちょっとだけマシだっただけです。
中国共産党の歴史は、権力闘争と粛清の歴史
NHKスペシャル「総書記 遺された声~日中国交 45年目の秘史~」の中では、胡耀邦が総書記の時代、山崎豊子と親交があり、親日派だったとされています。
それは確かに事実かもしれません。
しかし、親日派として振る舞っていたからといって、日本国側に立っていた訳ではありません。
中国の国益を考えて、その顔を見せていただけです。
中国共産党の歴史は、権力闘争史、同じ共産党員を粛清する歴史です。
それは、まるで三国志演義のように。
胡耀邦は、1933年中国共産党に入党し、中華人民共和国の建国後は、中国共産主義青年団第一書記、陝西省党委員会第一書記などの役職を歴任しました。
彼が、失脚したのは、1967年の文化大革命によってです。
つまり、34年間も共産党権力の中枢にいたわけです。
この間、毛沢東が同志達を次々と粛清していたのは、有名な事実です。
当然のことながら、胡耀邦も毛沢東側についていなければ、粛清の対象になっていました。
胡耀邦の手が血で汚れていないとすれば、毛沢東とその他の幹部はよほどマヌケな人間です。
善人では、中華人民共和国の総書記は務まりません。
日本人は、DV(ドメスティックバイオレンス)される女性のタイプだ
NHKと山崎豊子だけがお人好しなのではなく、日本人がお人好しすぎるのです。
ある意味、DVされる女性のタイプなのでしょう。
DVされていた女性を何人か知っています。
彼女らに聞くと、彼は普段は良い人で、近所付き合いもマメにし、周囲の評判も良い人なのですが、きっかけがあると、突然キレ始めて暴力を振るいます。
ある人は、殴打されて、顔面が2倍くらいになっていました。オーバーな表現でなく本当に、倍に腫れて元の顔がわからないくらいの状態でした。
ところが、そんなにされても別れようとしません。
理由を聞くと、「本当は良い人なんです。暴力を振るう彼は本当の彼では無いんです」などと常識では考えられないような返答をします。
とんでもない暴力男なのですが、ときどき優しく接してくれるので「やっぱり良い人だったんだ」と勘違いしていたようです。
「本当の彼」は、女性に暴力を振るう凶暴で卑劣な人間なのに。
DVされる女性には、3つのタイプがあるそうです。
1.罪悪感を覚えやすいタイプ
何かにつけて、自分にも悪い部分があると考える人です。
この傾向の女性に、DV男性は彼女の「罪悪感」を利用します。「無意識に俺のこころを傷つけた」、「正直に話してくれないから怒っている」のようにです。
2.他者の欲望を満たそうとするタイプ
男性の期待=欲望に応えようとしすぎる人です。
尽くしすぎて、自分の主張を言えない(または、言わない)女性が、DV男性を助長させます。
3.自己評価が低いタイプ
真面目で頑張っているけれど、自分に自信がない人です。
容姿も良く、仕事が出来て、真面目で努力家なのに、自信が持てません。
うーむ、この3タイプ、全部日本人の性格傾向に当てはまります。
中国人はDV男性のように、日本人を操るのが上手だとしみじみ思います。