今日のプーチンさん2 プーチン大統領、ゲイについて語る

ロシアには、同性愛プロパガンダ(宣伝)禁止法があります。

2013年7月にプーチン大統領が署名し成立しました

www.afpbb.com

同性愛自体を禁止ではなく、プロパガンダすることを禁止しているところがミソです。

同性愛を禁止するのは、さすがに国際社会で人権問題になると考えたのでしょう。

「非伝統的な性的状況を作ることを狙った」情報、または同性愛と異性愛の関係が「社会的に同等」であるという「歪んだ理解」を持たせる情報を、未成年者に広めた者に対し、最大5000 ルーブル(約1万5000円)の罰金を科している。

また当局者に対しては、そのような「プロパガンダ」がマスメディアやインターネットを通じて広められた場合、最大20万ルーブル(約60万円)の罰金が科される。外国人は罰金の対象になるだけでなく、最大15日間の身柄拘束と、国外退去の処分が科せられる恐れがある。また団体には、最大100万ルーブル(約300万円)の罰金と、90日間の活動停止処分が科される。

ネットなどのメディアによって情報を広めると、罰金刑か逮捕されるのです。

 

↑上記のような記事を書いている私などは、ロシアに生まれていれば確実に罰金刑です。

 

元々ロシアはマッチョな国であり(大統領もマッチョ)、キリスト教徒の国ですから簡単にこんな法律が通ってしまいます。

 

プーチン大統領自身は、ゲイについて聞かれるとジョーク交じりに返答し「とりわけ、いかなる迫害もない」などと言っていますが、これはあからさまな迫害でしょう。

良し悪しは抜きにして、信念の人なのです。

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jp.sputniknews.com

ロシアのプーチン大統領は、米国の映画監督オリバー・ストーン氏のインタビューで、「潜水艦の中でゲイと一緒にシャワーを浴びに行くことになったらどうするか」について語った。プーチン大統領へのインタビューの抜粋を、ブルームバーグ通信が伝えた。

スプートニク日本

ストーン監督は、同性愛のプロパガンダを禁止するロシアの法律について質問した。プーチン大統領は、「とりわけ、いかなる迫害もない」と答えた。

その後、ストーン監督は、もし潜水艦の中でゲイと一緒にシャワーを浴びに行くことになったらどうするか?と質問した。

プーチン大統領は「私は彼らと一緒にシャワーを浴びに行かないことを選ぶだろう。なぜ挑発する必要があるのか?あなたもご存知のように、私は柔道の達人だからね」とジョークを交えて答えた。

先に伝えられたところでは、プーチン大統領にインタビューを行ったNBCテレビのケリー記者は朝のテレビショー「トゥデイ」に出演した中でプーチン氏についての感想を述べ、「率直な人だった。笑うし、笑顔だし、冗談も言うし、彼について我々が聞き知っていること全てを考慮すると、予想とはいささか異なって、彼は普通の人間だった」と語った。