今日の中国7 人民凍える国の人権啓発はブラックジョーク

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大気汚染が酷いと中国が批判され続けています。

家庭での暖房に石炭を燃やしているのが原因なのです。

中国の石炭は品質が悪いものが多く、燃やすと不完全燃焼し多量のガスが発生します。大気汚染の原因は劣悪な石炭にある。

 

そんなに批判されるならと、暖房に石炭使用が禁止されました。無茶苦茶です。

当然、人民は凍えるのですが、共産党の知ったことではありません。

www.sankei.com

「児童たちは凍えている」

 中国共産主義青年団(共青団)機関紙「中国青年報」は5日付の1面で、学校中庭の石畳に座り込み、椅子の上に教科書を置いて授業を受ける子供たちの写真を掲載した。同紙によると、河北省曲陽県の一部の小学校では、石炭燃料のストーブが撤去されたものの電気による暖房の整備が間に合わず、陽光があたる屋外で授業が行われた。

 現地の気温は真昼でも0度程度で、子供が凍傷を患ったと訴える保護者も。教師らは寒さを訴える児童を運動場で走らせ“暖”を取っているという。校長は、環境基準に適合しない暖房の撤去を「上級部門」が求めたが、急な通知で代替設備の工事が間に合わなかったと説明した。

 人民日報には、世界の人権事業を進めると記載

自国の人民が凍えても構わない国が、人権事業啓発とはブラックジョーク以外の何物でもない。

www.recordchina.co.jp

世界の人権事業に一層の貢献

人民網日本語版配信日時:2017年12月10日(日) 6時20分

中国国務院新聞弁公室と外交部(外務省)は7、8両日に北京で第1回「南南人権フォーラム」を開催した。習近平国家主席が書面で祝辞を寄せ、70余りの国と国際組織の高官や学者ら300人余りが出席し、途上国と世界の人権発展の大計を話し合った。習主席は祝辞で、新時代において世界人権ガバナンスを強化する中国の声を発した。人々を中心とし、人権の普遍性と特殊性の結合という原則を堅持し、協力によって発展を促進し、発展によって人権を促進し、人類運命共同体を共に構築することを強調した。これは数多くの途上国さらには世界の人権事業の発展に対して重要な啓発的、先導的作用を持つ。