今日の中国8 日本AI「Zen」中国AI「絶芸」に敗れる。笑っている場合か、これは戦争です

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負けて笑っている場合ではありません。

囲碁で負けるということは、サイバー戦になれば負ける事を意味します。
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囲碁AI、中国「絶芸」優勝 日本最強「Zen」敗れる
2017年12月12日01時09分

 人工知能(AI)による囲碁の世界戦「AI竜星戦2017」(主催・囲碁将棋チャンネル、朝日新聞社など後援)が9、10日、東京・秋葉原であり、中国最強AI「絶芸」が決勝で日本最強の「DeepZenGo」を下し優勝した。

 日中韓18チームが出場。10日の本戦は15チームがトーナメントで争った。絶芸は今夏、中国であったAI世界戦でZenに敗れ優勝を逃したが、今大会では雪辱を果たした。世界最強の英「アルファ碁ゼロ」は不参加だった。

日本人は人が良すぎるので(有り体に言えばアホなので)、

「単なる囲碁の勝負ではないか、ムキになるのは大人げない」などと発言します。

しかし、日本以外の世界の国々は常に戦争に備えています。

 

しかも、中国から日本国や日本企業に対するハッキングは、日常茶飯事のことなのです。

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「ハッカー天国」中国

 ファイア・アイによると、APT10を含め中国政府から支援を受けるハッカー集団は29グループが確認されている。同社が世界で発見した国家支援型のハッカー集団は33グループなので、そのほとんどが中国ということだ。

日本人の「大人の態度」が脅威を無視させているのです。

日本のAIが強ければ、相手が核兵器を持っていても十分な抑止力にもなります。

 それにしてもAIの進歩の凄さ。アルファ碁ゼロについて

米グーグル傘下のAI開発ベンチャー、英ディープマインド社が開発した「アルファ碁ゼロ」は、人間を遥かに凌駕しています。

まったくの初心者レベル(囲碁のルールだけ知っているレベル)から学習を繰り返しました。

その過程で人間の棋士が築き上げた“定石”を見いだした上に、新しい“定石”を作ることにも成功したのです。

その結果、新しい先代のアルファ碁に100戦全勝0敗!

先代のアルファ碁は今年、世界最強の中国人棋士に3局全勝したのですが。

しかも訓練期間がたったの3日間。

 

想像を絶する進化のスピードにめまいがします。

人類が何百年もかかって作り上げたものは、一体何だったのでしょうか。

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アルファ碁の最新作「ゼロ」 訓練わずか3日で先代に100戦全勝 自己対局ひたすら繰り返す
2017.10.19 15:10

 米グーグル傘下の人工知能(AI)開発ベンチャー、英ディープマインド社は18日までに、最新作の囲碁ソフト「アルファ碁ゼロ」を開発した。自己対局を繰り返す学習方法を取り入れ、わずか3日間の訓練だけで、トップクラスの棋士を破った旧作ソフト「アルファ碁」に100戦全勝した。

 旧作ソフトは、棋士の対局データなど「先人の知恵」を活用した学習方法。最新作では、囲碁のルールを教えられたコンピューターがひたすら自己対局を繰り返し、勝つ可能性の高い手を学ぶ「強化学習」に特化したのがポイントだ。

 膨大な対局データが不要でソフトも単純化できる。数カ月かかっていた訓練期間も短縮できた。

 アルファ碁は昨年、世界トップクラスの韓国人プロ棋士らを相手に勝利。その後も進化を続け、今年、世界最強とされる中国人棋士にも勝った。

 「ゼロ」は、トップクラスの韓国人棋士に勝った旧作ソフトとの対局前に、3日間で約500万回の自己対局を繰り返した。(共同)