今日のプーチンさん6 中東の混乱はロシアの国益

中東は混乱続きです。

誰が政権を握っても反対派が内戦に持ち込んでしまう。

そして、多量の難民が発生する。

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イスラエルの肩を持つわけではありません。

しかし、現在まともな国家と呼べるのは、イスラエルだけです。

1948年5月14日に建国されてすでに69年間、国家を維持しています。

また、第四次中東戦争までにイスラム諸国と4回戦って全勝した。

イスラエルを追い出すには、戦争に勝つしか道はないのです。

まず、不可能でしょう。

 

トランプ大統領がエルサレムを首都と認めたのは、現実をそのまま受け止めた結果なのです。

もちろん、ロシア大統領のプーチンさんは反対します。彼にとって中東は、混乱したままの方が自国に都合がいい。

ロシアは石油と天然ガスの輸出が主な産業なので、商売がたきの石油輸出国は内戦を続けて欲しいのです。

news.livedoor.com

プーチン氏、エルサレム「首都」認定巡り米批判
2017年12月12日 18時46分 読売新聞

 【カイロ=本間圭一、モスクワ=畑武尊】ロシアのプーチン大統領は11日、トルコのアンカラを訪れ、エルドアン大統領と会談した。

 プーチン氏は会談後の記者会見で、トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認めたことについて、「中東情勢の解決には寄与せず、むしろその逆だ」と非難した。

 エルドアン氏はプーチン氏の考えに賛同し、この問題でロシアと連携する考えを示した。

 またプーチン氏は、シリア内戦の終結に向けアサド政権と反体制派などとの政治協議の場となる「国民対話会議」を、来年初頭に開く意向を表明した。ロシアは当初、11月中旬の開催を目指したが、反体制派などが反発し延期した。