ネットゲームはどの国でも何かと問題になっています。
ただ、中国では2008年からネトゲを医学的な疾患と認めるほど、ネトゲ廃人が増加しているそうです。
2月2日に20時間以上不眠不休でネトゲを続けた男性が、下半身麻痺をおこして病院に搬送されました。
搬送されながら、
「ゲームの続きを頼む」と友人に言ったそうです。
お前は「死んでもラッパを口から離しませんでした」の木口小平二等兵か!
(例え<日清戦争の英雄の話>のほうがわかりにくかったか)
それよりも、中国にはゲーム依存者の矯正キャンプがあることを初めて知りました。
矯正キャンプの「矯正」が、拷問的な響きを奏でています。
実際に、
「数百万と言われる依存症患者を治療するため様々な方法が全国で試みられてきた。刑務所のような場所に隔離する矯正キャンプや電気ショック療法もある」
とホラーな「治療」を行っているようです。中国らしいですな。
ホラーファンとしては、矯正キャンプでの(拷問、ではない矯正)の様子をアップしてほしい。
また、矯正キャンプ動画を見ることは、日本のネトゲ依存者にも効果があると思うのですが。
20時間ネトゲをやり続けた中国の男性、下半身が麻痺
2018年2月2日(金)14時43分
クリスティナ・ツァオ
中国・浙江省嘉興のネットカフェで20時間休まずゲームを続けた男性が、腰からの下の感覚を失くして救急車で運ばれたと、地元のメディアが報じた。
中国の動画共有サイト「ペア(梨)・ビデオ」に投稿された動画を見ると、茶色のジャケットを着た男性が、友人と救急隊員の手を借りて担架にのせられている。
友人はこう話す。「彼は完全に感覚がなくなって、まったく動けなくなった。救急車を呼ぶしかなかった」
現地メディアによると、男性はトイレに立とうとして麻痺に気付いたという。土曜の夜に入店し、日曜の午後に病院に運び込まれるまで、同じゲームをプレイし続けた。
動画の中で男性は、担架の上から友人に「ゲームの続きを頼む」と言っている。
サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、中国のゲーマー人口は推定5億6500万人。
矯正キャンプや電気ショックも
中国は2008年、世界で初めてネット中毒を医学的な疾患と認めた国。数百万と言われる依存症患者を治療するため様々な方法が全国で試みられてきた。刑務所のような場所に隔離する矯正キャンプや電気ショック療法もある。
中国政府はゲーム業界の規制強化にも力を入れている。2017年7月には、中国共産党の機関紙・人民日報が、ネット大手・騰訊控股(テンセント・ホールディングス)の人気ゲーム『王者栄耀』を「有害」と批判、若者の盗みや発作、飛び降り自殺の原因にもなっていると書いた。
ネット依存症は世界的にも「病気」として認知されつつある。今年1月5日には世界保健機関(WHO)が、オンラインゲームやテレビゲームのやり過ぎで日常生活が困難になる症状を疾病として定義し、「国際疾病分類」に加える見通しだと発表した。
またフィンランドでは、ゲーム依存症を克服するための点鼻スプレーを開発している。スプレーには「快楽物質」と呼ばれるドーパミンをブロックする物質が含まれており、ゲームの快感そのものを減じる作戦だ。