メキシコ 「ミイラ博物館」のミイラって行方不明者では?

メキシコでは、2006年から2015年までの10年間に、行方不明者が27,600人以上いるらしい。(アムネスティ・インターナショナルより

この人達はもう死亡しているとみなされています。

麻薬カルテルの抗争に巻き込まれたのか、カルテルに批判的な言動をしたのか、どちらにせよ殺されています。

 

メキシコの「ミイラ博物館」の記事では、掘り返した死体が展示してあります。

強烈に乾燥したあの土地では、ミイラが簡単にできるのです。

驚きなのは、「公立墓地に埋葬された遺体の中で管理費(税金)が支払われないものは掘り起こされ、状態のいいものはミイラ博物館行きになるらしい」

 

これらのミイラには行方不明者の死体が混じっているのではないのかと思われるのですが、メキシコ人はあまり問題にしてない様子です。

ミイラのほとんどが絶叫しているようにみえるのは、残虐に殺されたためでしょう。

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rocketnews24.com

死を楽しむ文化が影響か?

ネット上の殺害動画には、明らかに殺害しながら楽しんでいる様子が残されています。

斧やチェーンソーで切り刻み、切断した首を体にのせる。死体を道路上に吊るす。

死体をもてあそんでいるように見えます。

tocana.jp

メキシコのお盆「死者の日」

メキシコでは毎年11月2日に「死者の日」と呼ばれるお祭りがあります。

日本のお盆のようなお祭りで、霊魂がこの世に戻ってくるとされ、祭壇を派手に飾ります。

そこには、頭蓋骨の模型が置かれて、同時にガイコツ型のお菓子が売られており、それを食べながら死者を想いをはせる。

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日本人にはやや抵抗がある習慣ですが、このような文化が死体への毀損を日常的にしているのかもしれません。