うる星やつら「ラムのラブソング」弾いてみた /高木里代子の演奏が素晴らしい。ジャズなのに聴きやすい。
ただ、残念なのは高木里代子のラムちゃんがアホなAV女優みたいなこと。ラムちゃんは健康的なお色気が売りだったのです。
山下洋輔の『わしのパンじゃ』には参った
漫画『うる星やつら』のラムちゃんにハマっている少年時代、ジャズピアニスト山下洋輔のレコードを買った記憶があります。
『わしのパンじゃ』との曲名でした。確かイラストを南伸坊が手がけていたと記憶しています。
ジャズに興味があったわけではないのですが、山下洋輔の名前は筒井康隆の著書を通して知っており、彼自身の著作も読んでいたのです。
読みやすい文体とユーモアあふれる内容にすっかりハマっていた私は、小遣いをはたいて初めてジャズのレコードを買いました。
ところが、『わしのパンじゃ』を聴いて頭が痛くなりました。
ピアノがピラピラピラ~♪と弾かれる中、「パンじゃ!パンじゃ!」と連呼されるばかり。
「なんじゃこりゃ?」と聴くのを諦めてしまいました。
ジャズとは即興演奏が主であることを知らなかったのです。
今、聴くと何となく「わかる」ような気がします。