飽きません。中国という国は、やることが滅茶苦茶で。
以前、下水の油から「地溝油」と呼ばれる食用油を製造していました。
この油、市場に年間200万から300万tも出回っていたらしいのです。
一応当局により摘発されたました。けれども、現在でも行われているとか。
そんな国なので、ネット上の荒唐無稽に思えるデマも事実である可能性が高い。
中華メディアによると、デマ報道とされるうち45%が食品に関する記事だとか。
中国共産党から見ての「デマ報道」なので、かなりの部分は事実と判断していいでしょう。
「プラスチック米を見つけた」
のネット情報も「デマ報道」と決めつけています。
しかし、2016年12月22日に中国のメディア環境網は、アフリカのナイジェリアにて中国産の「密輸されたプラスチック米102袋」が摘発されたことを記事にしています。
虫がつかないから良いかもなどと、ブラックジョークを言っているレベルではありません。
ネットの「デマ報道」に対しては、
「関連当局は即座にデマを打ち消し、ネット民はデマを拡散したり傍観したりするのではなく(拡散を)終わらせる立場にならなければならない」
と言論弾圧を推進させようと必死です。
中国共産党が必死になって検閲するネット情報は、大部分が事実なのです。
プラスチックで作られた海苔、避妊用のピルを与えたタウナギ…中国ネットデマの45%が食品関連―米華字メディア
Record china配信日時:2017年6月15日(木) 8時40分2017年6月14日、米華字メディアの僑報はこのほど、中国のネット上で拡散されたデマの45%が食品に関連するものだとし、こうしたデマの投稿者や拡散者に対する処罰の強化が当面の急務だと指摘した。環球網が伝えた。
中国で今年2月、福建省産の海苔が「プラスチックでできている」と主張する動画がネットに相次いで投稿され、波紋を呼んだ。デマの投稿や拡散、関連企業に対する恐喝などに関わった数十人が警察に逮捕されている。
ある統計によると、中国のネット上で拡散されたデマの45%が食品に関連するものだという。中国では近年、「近所のパン屋の肉松(肉でんぶ=煮た豚肉を繊維状にして乾燥させ味付けしたもの)が綿だった」「タウナギは成長を促すため避妊用のピルを与えられていた」「プラスチック米を見つけた」などのデマがネット上で相次いで広がっている。
記事はこうしたデマに対し、「メディアは客観的な報道を心がけ、関連当局は即座にデマを打ち消し、ネット民はデマを拡散したり傍観したりするのではなく(拡散を)終わらせる立場にならなければならない」と呼び掛けている。(翻訳・編集/柳川)
中国から輸入されたプラスチックのニセ米102袋を押収―ナイジェリア
Record china配信日時:2016年12月24日(土) 19時40分2016年12月22日、環球網は記事「密輸されたプラスチック米102袋を摘発―ナイジェリア」を掲載した。
ナイジェリア政府は21日、中国から密輸された偽米102袋を押収したと発表した。プラスチックらしき物質で作られたニセ米は一見すると普通の米にそっくりだが、化学薬品系の臭いがするほか、煮込むとどろどろに溶けてしまうという。
現在、偽米は実験室で具体的な成分の調査を進めている。中国ではさまざまな偽装食品が流通しており、2015年には偽米も発見されている。中国とアフリカは密接な貿易関係で結ばれているだけに、偽装食品までもが輸出されるようになったようだ。(翻訳・編集/増田聡太郎)