確かに過去11人の韓国大統領はすべて「悲惨な末路」をたどっています(文在寅現大統領も同じような晩年を迎えるでしょう。賭けてもいいくらいです)。
- 李承晩(イ・スンマン)不正選挙を行い、四月革命で失脚後にハワイ亡命。母国に戻れずハワイで客死。
- 尹潽善(ユン・ボソン)クーデターにより退任。軍法会議に諮られ、懲役3年の実刑判決。
- 朴正煕(パク・チョンヒ)側近により暗殺。妻もその5年前に暗殺。長男は麻薬により数回逮捕歴。
- 崔圭夏(チェ・ギュハ)就任から6日でクーデター発生 。辞任。
- 全斗煥(チョン・ドゥファン)民主化弾圧で放逐され、反乱事件の首謀者として死刑判決。無期懲役に減刑され、その後は特赦。
- 盧泰愚(ノ・テウ)粛清クーデターや不正蓄財により懲役17年。後に恩赦。
- 金泳三(キム・ヨンサム)反腐敗に取り組むも、次男があっせん収賄と脱税で逮捕。
- 金大中(キム・デジュン)太陽政策でノーベル平和賞も、息子3人共に賄賂で逮捕。
- 盧武鉉(ノ・ムヒョン)収賄疑惑かけられ、親族の逮捕や、本人にも捜査が及び投身自殺。
- 李明博(イ・ミョンバク)横領・収賄などの容疑で逮捕。土地の不正購入の疑惑で、長男宅が家宅捜索。国会議員の兄はあっせん収賄で逮捕。
- 朴槿恵(パク・クネ)友人の政治干渉事件で弾劾訴追され罷免、逮捕。
北朝鮮が李氏朝鮮時代と同じであると批判されますが、韓国の政治も根本的な部分では変わっていません。
かつて李氏朝鮮時代には、国王とその一族が絶大な権力をにぎっていました。ところが、王が死亡または失脚した後には、新王による残された一族に対する陰惨な報復が繰り返されました。
李氏朝鮮は国王が27代続きました。ただしこの間に、3人の王が権力抗争に敗れて流罪のあげく憤死し、2人の皇太子、16人の王子が殺害されています。
この形態は民主主義国になっても変わることはなく、大統領には巨大な権力が与えられ、一族は権力を利用した収賄を行うのです。そして王である大統領が失脚すると、本人はもちろん家族も政治的報復を受けます。
中国版Twitter微博(ウェイボー)では、「韓国は呪いにかけられているのだろうか」などと同情のコメントが寄せられています。
けれども、日本人からすると、韓国大統領一族は、中国人民ほどには酷い目に遭っていません。同情している場合ではないと思うのですが。
- 大躍進(4000万人以上の餓死者)
- 文化大革命(1000万人以上の殺戮)
- 天安門事件(3000人以上の殺害)
などの情報が検閲されて、ネット上に無いのでしょう。
韓国大統領の悲惨な末路、ここまでとは…中国ネットで話題に
Record china配信日時:2018年3月21日(水) 14時50分2018年3月20日、今晩報の微博(ウェイボー)アカウントは、韓国の歴代大統領の末路をリストアップし、誰一人としてまともな余生を過ごせていないことを指摘した。
記事は、現任の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の前に韓国大統領を務めた11人の「その後」を初代の李承晩(イ・スンマン)大統領から順に以下のように紹介している。
1.李承晩氏…四月革命で失脚、ハワイに亡命
2.尹●善(ユン・ボソン、●はさんずいに普)氏…2年のかいらい大統領
3.朴正煕(パク・チョンヒ)氏…18年統治の末刺殺される
4.崔圭夏(チェ・ギュハ)氏…就任から6日でクーデター発生
5.全斗煥(チョン・ドゥファン)氏…民主化弾圧で放逐され、退任後に死刑判決
6.盧泰愚(ノ・テウ)氏…後任大統領に光州事件の責任追求受け有罪判決
7.金泳三(キム・ヨンサム)氏…反腐敗に取り組むも、息子が汚職
8.金大中(キム・デジュン)氏…太陽政策でノーベル平和賞も、息子3人が収賄
9.盧武鉉(ノ・ムヒョン)氏…収賄疑惑かけられ、潔白主張し飛び降り自殺
10.李明博(イ・ミョンバク)氏…収賄で訴追。家族も多く秘密資金事件に絡む
11.朴槿恵(パク・クネ)氏…友人の政治干渉事件で捕らわれの身
韓国歴代大統領の末路を見た中国のネットユーザーからは「本当にそろいもそろってすごいな」「韓国は呪いにかけられているのだろうか」「これを見ると、2年のかいらい大統領がすごく良い結果に思えてくる」「『歴代大統領たち』っていう映画ができそうなくらいすごい」「自由と民主の表れと言う人もいるけれど…」「もはや、こういう大統領制度なんだろう」などといったコメントが寄せられた。「北朝鮮の方がマシじゃないか」との意見もある。
また、「大統領府が風水的に問題があるのではないか」「東洋の儒家文化と西洋の民主制度の衝突だな」「そもそも国の成り立ちがおかしいから、動乱が起こって当たり前」「1980年代の民主化後の韓国が、民主から『銭主』に変わり、政府が財閥の財閥になった結果」などの分析も出た。
さらには「この宿命をするのは誰か。文在寅さんは頑張って」「文在寅がブルブル震えている」「文在寅さん気をつけて!」など、文大統領の「この先」に注目し、気遣う声も多く見られた。(翻訳・編集/川尻)