これは痛い。
どこの国でもおばちゃんは無敵です。
けれども、生身の人間は電車の重量に勝てません。
駆け込み乗車というよりは、すでに動き始めている電車に乗り込もうとしている。
おばちゃんは、閉まっているドアを無理やり押し開けようとして、すき間に落ちています。
台湾の電車の扉は押せば開くのでしょうか?
すき間にはさまったおばちゃんは、すでに死んでいるので気の毒としか言いようがありません。
27日の午前7時頃、台湾鉄路の屏東駅で動き出した列車に駆け込んだ78歳女性が、ホームと列車の間に挟まれる事故が発生した。列車は緊急停止し、台湾鉄路の従業員や乗客らが車両を押すなどして女性を救出したが、すでに意識不明の状態で、搬送された病院で死亡したという。
台湾のメディア『中央社』などによると、事故があったのは午前7時発の701?光号で女性は夫とともに東部へ向かうところだった。防犯カメラの映像には、発車直前に2号車から出てきた女性がベンチに置き忘れた物を取りに行った後、走り出した列車の3号車の扉から駆け込み乗車をしようとする様子が捉えられている。
当時ホームにいた副駅長は、女性は慌てて下車した乗客だと思ったという。しかし女性が再び列車に駆け寄り、3号車の扉を押して乗車しようとしたため、無線で運転士に連絡し緊急停止を指示した。女性は速度を落とす列車から滑り落ち、腰から下がホームと列車の間に挟まった状態で約5メートル引きずられた。