アフリカ南東に島国モーリシャスがあります。
インド系住民が過半数を占める農業国です。
中国の習近平がモーリシャスの首相と会談し、経済的な協力を約束しました。
「一帯一路」は、こんな辺鄙な場所にまでおよんでいます。
他の発展途上国に対するやり方を繰り返すことは確実でしょう。
つまり、経済発展のため多額の資金を貸し付けて、返済できなくなると湾港を無理やり差し押さえ中国の植民地にする。
嘘つきは大言壮語する
習近平はモーリシャスのジャグナット首相に
「両国は共に発展途上国だ。中国は永遠にアフリカの誠実な友人、頼りになるパートナーであり続ける」
などと発言しました。
政治家が、よく会見などで「天地神明に誓ってそのような事は行っておりません」などと言うときには、例外なくウソをついています。
人間がウソをつくときにはそれを隠そうとして、無理に大げさな言葉を使うものなのです。
「永遠にアフリカの誠実な友人」と大言壮語するのは全くその気がないことの現れです。
習氏「永遠にアフリカの誠実な友人」…歴訪終了
2018年07月29日 20時50分
【ヨハネスブルク=角谷志保美】中国の習近平シージンピン国家主席は28日、インド洋の島国モーリシャスの首都ポートルイスでジャグナット首相と会談し、19日からの中東・アフリカ5か国歴訪を終えた。新興5か国(BRICS)首脳会議に合わせた歴訪では、アフリカ諸国など発展途上国との絆をアピールし、保護主義色を強める米トランプ政権をけん制した。
中国国営新華社通信によると、習氏はジャグナット氏との会談で、「両国は共に発展途上国だ。中国は永遠にアフリカの誠実な友人、頼りになるパートナーであり続ける」と連帯感を表明した。今回の歴訪は、9月に北京で開催する中国アフリカ協力フォーラムの首脳会議への足場固めの意味合いもあった。