今日の中国76 「MUJI・無印良品」パクられたうえ、裁判に敗訴

日本の無印良品が中国でパクられて、勝手に商標登録されています。

パクるだけでも犯罪ですが、中国の企業(北京棉田紡績品公司)は「商標権の侵害」を理由に本家の無印良品を訴えています。

2017年12月の裁判(もちろん中国の裁判所)では、北京棉田紡績品公司側の訴えを一部認めました。

 

ロゴも商品のデザインも店構えもほとんど同じようなパクリ商店が堂々と商売し、パクった本家を訴えて勝訴できる国、中国なのです。

(日本の本家は「MUJI・無印良品」、中国のパクリは「北京無印良品」)

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本家「MUJI・無印良品」

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中国パクリ「北京無印良品」


「無印良品」名乗れない? 中国の“無印”に敗訴(18/11/02)

 ただし、中国の一般消費者はパクリであることは知っています。

商品の質が本家の無印良品に劣っているのですぐにわかるそうです。

 「人を見て法を説け」

釈迦の「人を見て法を説け」との言葉を思い出しました。

朝鮮半島や中国との交渉では弱腰の方が負けなのです。

大きい声を出した者が正しいわけではないけれども、黙っていれば明らかな敗者になる。

相手が無法なことをやってくれば、こちら側もそれと同程度かそれ以上の対応をしなければ泣き寝入りになるのです。

www.businessinsider.jp

中国のパクリ無印良品で売られている残念な商品たち

浦上 早苗 and 李華傑(リー・フアジエ)

Nov. 07, 2018, 05:00 AM BUSINESS, ADVERTISING, MARKETS, RETAIL477,943

 

中国で「無印良品Natural Mill」を展開する北京棉田紡績品有限公司が、本家・日本の無印良品を商標権侵害で訴え、勝訴していたことが中国でも話題になっている(本家は一審を不服として控訴中)。

 

北京棉田紡績品は「日本の無印が我々をパクった」と主張しているが、同社のサイトを見ると、タオルなど繊維製品のcottonfieldが主力ブランドで、「無印良品Natural Mill」はこの数カ月の間に全国で約30店舗をオープンしたようだ。

 

双方が「当社が元祖」と譲らない状況なので、この問題を報じる中国メディアも北京棉田紡績品を「北京無印良品」、本家を「MUJI・無印良品」と記載するなど、書き分けに苦慮している。北京では1カ月前に1店舗目がオープンしたばかり。怖いもの見たさで訪ねてみた。

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中国の無印良品は「物はいいけど高い」イメージが強く、名創優品(メイソー、MINISO)のような、日本ブランドのおしゃれ感を打ち出し、かつ無印より割安なブランドが人気を博する理由にもなっていた。だが、北京無印良品は、「日本が私たちをパクった」と言いつつ、店舗や商品デザイン、そして価格に至るまで無印の模倣度がかなり高い。中国人からも「恥ずかしい」と批判が殺到しているが、公式サイトでは、フランチャイジーを募集している。