今日も憂鬱な朝鮮半島73 花の名も呼べなくなる国、韓国

韓国では「日本植民地時代の名残り」を消すことに必死です。

「親日精算」が国是なので、日本が併合していた35年間の遺産は無かったことにするつもりです。

 

韓国固有の植物に日本人の名前がつけられているのが気に入らないらしい。

けれども、日本人学者が名付けた学名なので仕方ありません。

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「日本語を翻訳したり借用したりして名前が軽薄になった」らしい福寿草

日本の名残りのすべてが問題であるならば、日常の韓国語も話せなくなります。

(近現代の中国語、韓国・朝鮮語における日本語の影響
―日本の漢字語の移入を中心に― 金 光林)

によると日本の漢字語の多くが韓国で使用されています。

中国語に移入されなかった日本の漢字語が韓国・朝鮮語に移入されている場合がかなり多い。ここで、韓国の文化体育部編『国語純化用語資料集』(1997年)と韓国の文化体育部編『日本語式生活用語純化集』(1995年)から、その主な事例を拾い上げると次の通りである。(  )の中は中国語であり、並べる順序は日本語の「あいうえお」の順による。

 

暗記(背)、医師(丈夫・医生)、言渡(宣告)、請負(承包)、埋立(填拓)、売上(銷售額)、売切(銷 )、運転(開車)、映画(電影)、遠足(郊遊)、応援(声援・助威)、追越(追赴・赴上)、会社(公司)、家屋(房屋)、仮払(臨時支付)、仮処分(臨時處分)、加筆(修改)、仮建物(臨時建築)、仮契約(臨時建築)、開墾(開拓)、改札口(剪票処)、菓子(点心)、貸切(包租)、貸出(出租)、株式(股分)、看護(護理)、看板(招牌)、官庁(政府機関)、寄贈(捐贈)、記入(填表)、気分(情緒・心情)、綺羅星(爍星)、休憩(休息)、急行(快車)、給仕(服務員・勤雑)、牛乳(牛)、遊休地(有閑土地)、競技(比賽)、教壇(講壇)、勤務(服務)、景観(景色)、景品(賞品)、激務(重労働)、下宿(公寓)、月給(月薪、薪水)、月賦(分期付款)、玄関(房門口)、好調(順利)、古参(老手)、差入(送東西・送食物)、差出(發出)、差押(扣押)、砂糖(糖)、車掌(列車員・售票員)、写真(相片)、出荷(出貨・上市)、授業(講課)、主催(主弁)、食事(喫飯)、寝台(床)、生徒(学生)石炭(煤)、卒業(畢業)、敷地(占地)、受領(領取)、受理(接受)、世帯(家庭)、切取(剪下)、送達(配送)、代金(貨款)、談合(商議)、注文(訂貨)、貯金(存款)、到着(到達)、手当(補貼)、手順(程序・順序)、手荷物(隨身行李)、名札(名牌)、入荷(進貨・到貨)、年賀状(賀年片)、能率(効率)、売店(小売店)、配達(送)、発売(出售)、払下(公家處理品)、飛行機(飛機)、分野(領域)、平和(和平)、便所(厠所)、没頭(埋頭)、不渡(拒付票據)、待合室(候車室)、満点(満分)、万年筆(鋼筆・自来水筆)、見本(様本)、見習(実習)、見積(估計)、無料(免費)、持分(額)、野球(棒球)、役割(作用)、洋服(西装)、曜日(星期)、行先地(目的地)、輸入(進口)、輸出(出口)、呼出(呼叫)、陸橋(天橋高・架橋)、料金(費)、労賃(工資)。

 

中国語には移入されずに、韓国・朝鮮語だけに移入された漢字語の事例は以上の資料だけではなく韓国と北朝鮮の漢字語辞書を詳しく調べれば、もっと多く見つかるはずである。

日本の多くの漢字語が明治以降に作られた翻訳語であり、朝鮮半島が併合されたのはそれ以後なので同じ読み方になります。

韓国映画やドラマを観ていると、日本語の二字熟語が聞き取れるのはそのためなのです。

「暗記」、「看板」、「砂糖」、「野球」など韓国語で聞いてもほとんど日本語のままに聞こえます。(韓国語翻訳 - Weblio翻訳)

 

例にあげられた言葉だけでも「親日精算」すればまともに日常会話すらできなくなる。

不自由な国です。

 

言葉に関しては、どこの国がオリジナルかどうかを厳密に気にする必要は無いと思うのですが・・・・・・。

米朝会談は失敗か?

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2度めの米朝会談は失敗だったと大部分のマスコミが伝えています。

北朝鮮が核の全面廃棄を容認しなかったことがすべての原因なのですが、日本のメディアの中には米国の失策のように報道しているところもあります。

 

冷静に見て今回の会談が失敗であったとは思えません。

金正恩が核を放棄する気のまったくないことが明確に示されただけです。

北朝鮮は自分たちが変わるのではなく、相手がどう変わるかを求めるばかりです。

 

朝鮮半島は北だけが問題なのではありません。

南も同じスタンスであると捉えるのが、国際的に考えて賢明でしょう。

www.recordchina.co.jp

日本の名残を追放する韓国がどうしても変えられないもの=韓国ネット「仕方ない」「日本のせいにする前に…」

Record china配信日時:2019年2月28日(木) 6時50分

2019年2月27日、韓国社会の各分野で「日本植民地時代の名残り」を消す動きが広まっている中、韓国・聯合ニュースは「残念ながら植物の名前だけは変えることができない」と伝えた。

 

記事によると、植物の名前は学名、英語名、国名の3つに分かれている。このうち学名は国際的な決まりであるため1度決定したら変更することができないが、朝鮮半島の特産植物527種のうち327種の学名に「ナカイ」という日本の植物学者の名前が入っているという。記事は「韓国の特産植物の名前の多くが日本植民地時代に中井猛之進によって付けられた」と説明し、「そのため世界中で朝鮮半島だけにある植物ですら、今も日本人学者の名前や日本式の名前で呼ばれている」と指摘している。

 

ただ、学名と異なり、学界などで最も多く呼ばれる英語名と国別に呼ぶ国名は変更が可能。そのため韓国山林庁国立樹木園は2015年、マツの木の英語名を「Japanese red pine」から「korean red pine」に変更したという。

 

同園研究員は「ママコノシリヌグイ、フクジュソウ、アツモリソウなどは非常にきれいな植物だが、日本語を翻訳したり借用したりして名前が軽薄になった」とし、「韓国の植物を美しい韓国語に変えようという努力を続けている」と話したという。

 

これに、韓国のネットユーザーからは「もうじき春が来て、数千種類の花が満開になるのに、韓国の花を美しい韓国語で呼べないなんて」と悲しむ声が上がっている。

 

一方で「植民地時代の前は自生植物を登録するという発想自体がなかった。こういうことは他の国でも同じだったから仕方ない」と理解を示す声も上がり、「あの時代の朝鮮は文化財や動植物に興味がなかった。日本のせいにする前に、朝鮮がその時まで何をしていたか自問するべき」「日本が来る前に学名を付けていればよかった話。日本も悪いけど、当時の朝鮮の意識レベルが低かったことも認めようよ」と指摘する声も多く見られた。

 

その他「日本人が何と呼んでも、韓国は韓国の花を韓国の名前で呼んだらいい」「二度と国を奪われないように国力を強化しよう」「三一節(3月1日、独立運動記念日)が近づいた時だけ問題視するのはやめて」などの意見も寄せられている。(翻訳・編集/堂本)