チェリーシロップを入れて甘くした、コーラである。
日本人の味覚とは違和感がありすぎて、身体が拒否した。
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コーラ自体にも元々よい先入観がない。
コーラを飲み始めたのは、30代を過ぎてからだ。
あの黒い液体は、身体に悪いと思い込んでいたからだ。
小学生時代に先生や親から、
「コーラを飲むと歯が溶ける」
「コーラには蟻もよりつかない」
「コンクリートも溶かす」
等など、洗脳を受けたからである。
ある意味、事実である。
コーラは、酸性の飲み物だから。
が、別にコーラだけが特別に、酸性度が高いわけではない。
カルシウムを含んでいる物質を、
長時間、酸性の液体につければ当然のように、カルシウムは溶け出すのだ。
PH値(ぺーはーち)で調べるとすぐに分かる。
酸性PH0─アルカリ性PH14。
PH7が中性。
これより小さい数字なら、酸性。
大きい数字ならば、アルカリ性である。
PH5.5以下で歯のエナメル質が溶け始める。
表にはないが、レモン(PH2)。コーラ(PH2.2)より酸性である。
黒酢ドリンク(PH3.1)。あまり変わらない。
結構いい加減な思い込みから、幼い子供に教育が行われていた。
現在でも、おかしな教育が横行している。
エコロジーの教育もおかしい。
武田邦彦教授も指摘しているが、
なんでも分別して、リサイクルするのは間違いではないのか。
リサイクルというのはそもそも、一度使った資源をもう一度資源として使いたい、という希望ですね。ということは、使用後の物質が資源でなくてはならない。ところが、現在リサイクルがいわれている使用後の物質のほとんどは、資源ではありません。典型的なのがペットボトルです(ペットボトル1個が石油から作られるときのコストが約7.4円。リサイクルすると輸送費などの集荷に26円かかる。再生費用の1円と合わせるとリサイクルペットボトルの価格は27円程度で、新品の3倍)。使い終わったペットボトルは実は資源ではないということが、まず一つ目の問題点です。
分別とリサイクルの過程で、エネルギー(主に石油)を消費することを度外視している。
元の原料の希少価値が高く、エネルギーを消費することに価値がある場合のみ、リサイクルする意味があるのでは。
洗脳教育に対する総括を行っていほしいものだ。
コーラ好きは、どんどんコーラを飲もう。
ただし、カロリーが気になる人は、0カロリーを。