2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧
ブラッド・ピット主演『フューリー』観る。 映画『フューリー』予告編 典型的なアメリカの戦争映画。 アメリカの戦争映画は、反戦映画であっても自国の軍人を悪者に描くことはまず無い。 日本と違って。 「フューリー」とは「怒り」のこと。 アメリカの熱血…
映画『レニングラード』について。前回の続き。 (映画『レニングラード』死ぬまでに、一度は行ってみたい都市(現サンクトペテルブルク) 映画的には地味な背景だが、女性2人を主人公にしたことで、飢餓のさなかでも華やかさが出ている。 イギリスからの女…
上記の地図の赤点がレニングラード(現サンクトペテルブルク)である。 ピョートル大帝(1672年6月9日-1725年2月8日)が無理矢理に作り上げ、首都としたことで有名だ。 元々は、寒冷な湿地帯で、何もなかった場所である。(スウェーデンと同緯度なのでその寒…
ロシアのハッカー集団(ファンシーベアなど)が、アメリカをサイバー攻撃している。 攻撃対象は、 世界反ドーピング機関(WADA) yahoo、Gmail、Hotmailから合計2億7200万件のメールアドレスとパスワード そして、ついにアメリカ大統領選挙関係の組織にまで…
『太陽に灼かれて』第3部『遙かなる勝利へ』。 『太陽に灼かれて』も完結である。 映画『遥かなる勝利へ』予告編 映画はやはり、悲劇に終わる。 ナージャは父親コトフと再会を果たすが、父親は娘の代わりに地雷を踏む。 ヒトラーと戦った独ソ戦は、大祖国戦…
宇多田ヒカル - SAKURAドロップス 『SAKURAドロップス』をよく聴く。 あの冒頭、小太鼓の連打「タ・タ・タ・タ・タ・タ・・・・・・」 が始まるとゾクッとする。 闘争本能がゆさぶられる、あの響き。 不安定さが好きだ、宇多田ヒカル自身の。バイリンガル特…
前作、 www.kurehanosatosi.com の続編。 ロシアは、この映画に描かれた頃とあまり変わっていない。 昨日9月18日に行われた下院議員選挙で、プーチン大統領率いる政権与党の「統一ロシア」が過半数を獲得。 投票では、当然のように、不正があったらしい。…
『太陽に灼かれて』は3部作ある。 が、ニキータ・ミハルコフ監督(画像左)は1作目で完結させるつもりだった。 作品的にも、ラストのナージャ・ミハルコフ(画像右、監督の娘)のシーンで終わっている。 『太陽に灼かれて』予告編 太陽に灼かれて(字幕版…
一時期、北海道に憧れた。 ゴキブリがいない。と聞いていたからだ。 ところが、最近は、都市部で越冬しているらしい。本土から渡ったのだろう。悲しいことだ。 oshiete.goo.ne.jpより 「クロゴキブリは越冬できますが、低温が続くと死んでしまうため、かつて…
『花束を君に』のPVを観た。 www.youtube.com 藤圭子そっくりだ。 血の繋がりとは恐ろしいもの。 www.youtube.com 歌詞も寂寥感あふれる。 花束を君に - 宇多田ヒカル - 歌詞 : 歌ネット 「両手でも抱えきれない 眩い風景の数々をありがとう」 との歌詞に目…
やや涼しくなった。 今年の暑さは暴力的だった。自宅にいる間は、エアコンをかけっぱなしだ。さすがに、先月の電気代が、例年より3割増しになり驚く。 広島では町が山中にあったためか、エアコンが家には無かったし、朝晩は窓を開けて寝ると、寒くて目が覚め…
少年時代を広島で過ごした。 良い思い出もあるが、ある1つの非常に苦痛なことがあった。 野球に興味のない男子は、馬鹿にされることだ。しかも、広島東洋カープのファンでない者は、まともな人間扱いされない。 私は、球技が苦手だったので、当然、野球に興…
20代の頃の話。 仕事の徹夜明けで、疲れきっていた。やっと眠れる安心感から、ボーッと放心していた。 女性の先輩が「田舎から送ってきたの」と林檎をむいてくれた。見ていると、変わったむき方をしている。皮をむいて、四分割し、芯を取りその後、更に厚め…
名作と言われる映画は、結構退屈なものが多い。 その典型。『イワン雷帝』1部2部。 監督は有名過ぎる、エイゼンシュテインである。 役者は適役で、顔の怖さでは肖像画に負けていない。 退屈なのは、私が悪いのだろう。ハリウッド映画のスピードに慣れすぎた…
イヴァン雷帝の肖像画。 見るからに、サディステックな顔立ちをしている。 『イヴァン雷帝』アンリ・トロワイヤ著、では物語として、さらに誇張された残虐性が描かれている。 ロシア人の正式な歴史が始まったのは結構新しい。16世紀中頃からである。イヴァ…
初めて見たのは、『鳥頭紀行』くりくり編だった。「きったねぇ絵だな」が感想。本人にはこんな風に世界が見えているのか。 どこへ行っても三歩で忘れる鳥頭紀行 くりくり編 (角川文庫) posted with ヨメレバ 西原 理恵子,鴨志田 穣,ゲッツ板谷 角川書店 2004…
『ぼっけえ、きょうてえ』は衝撃的だった。 作者は、岩井志麻子。小説家というよりは、TVタレントのイメージが強い。しかも、かなりの色情派。←こんな言葉があるかどうか知らないが。 漫画家、西原理恵子の友人である。 西原が岩井を描いている。 歌舞伎町怪…