2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「大人の対応」すな!。マスコミが何を隠しているかを疑う。

英国のEU離脱は、明らかに間違ったことなのか。 TVでは(ネットでも専門家は)明らかに離脱派が、愚かでポピュリズムの結果としている。つまり、残留派の判断が、理性的で「大人の対応」と言いたいようだ。マスコミの「大人の対応」とは、問題を放っておい…

映画『ズールー戦争』白人(英国人)から見たアフリカ人。

昔、TV(吹き替え)で観た映画。是非、DVDで観て欲しい。(名作なのでレンタルもあります) 文明人と未開人との戦争として描く。 ズールー族は近代的な戦法を編み出していたため、善戦する(英国史に残るくらい)。 子供の時に観たので、南アフリカの歴史的…

谷山浩子が色あせない。吾妻ひでおが描いた似顔絵に爆笑

谷山浩子が色あせない。久しぶりに聴いた。昔も今もホラーでシュールだ。 『テングサの歌』 和歌山県みなべ町JR岩代駅で作詞作曲したもの。 明るい曲に恐ろしい背景。人類の終末後のこと。 JR岩代駅 テングサの歌 『The Boat』 こんな詞が書ける人を、詩…

EU離脱の英国と日本の立場。サイエンスZERO『祝!命名権獲得 113番元素はこうして作られた』を見て。

6月19日のEテレ、サイエンスZERO『祝!命名権獲得?113番元素はこうして作られた』を見た。小保方晴子のために散々叩かれた理研だが、やはり凄い研究所だったのだ。 この元素がどのような苦労の末に作られたか、理化学研究所がマンガでわかりやすく描いて…

『スカトロジー大全』変態ではない、真面目な本でした。

『スカトロジー大全』ジョン・G・ボーク著 ルイス・P・カプラン編 岩田 真紀訳 1891年に書かれた本。著者はアメリカ人。序文がなんとジークムント・フロイド。この分野はいかにもフロイドが好きそうな方面である。 いろいろ「変態」なものに共感できると自分…

神代のままの日本。言霊教徒と参院選。

明日6/22から参議院選挙が公示される。7/10投票日。 選挙は好きだ。政治に興味が無い人の気持が理解できない。 民主主義国家では、投票しなければ何事も変わらない。 よりマシな人を選ぶか、それが嫌なら自らが立候補するかが民主主義の基本だ。 英国の首相…

映画『CASSHERN/キャシャーン』は駄作。宇多田ヒカルの曲が良いだけ。

www.youtube.com 新造人間キャシャーン 第1話「不死身の挑戦者」 子供の頃見た、あのアニメーションのナレーション。 「たったひとつの命を捨てて、鉄の悪魔を叩いて砕く。キャシャーンがやらねば誰がやる」 が良かったのに。 子供は、特に男の子は暴力が好…

『アレックス』これは嫌いな奴か何でも許してくれる友人に薦めたい。「R18だよ」と言って。

www.youtube.com 昔も今もレイプが嫌いだ。 ドラマや映画で演技しているのだとわかっていても、嫌だ。 理由はわからないが生理的に拒否してしまう。 エロいのが嫌いではないのだが、レイプ物は基本的に観ない。 はっきり、レイプ犯とわかっている犯罪者への…

『ホーボーウィズショット・ガン』B級映画だが、あるシーンが感動的

映画『ホーボー・ウィズ・ショットガン』予告編 かなりのスプラッタB級映画。 しかし主役のルトガー・ハウアーが良い。格好いいホーボー(流れ者)親父を熱演している。内容のほとんど趣味の悪い殺人シーンだが一箇所だけ、この映画を作った監督の真面目な…

『28週後』欧米人は何故にゾンビ化を恐れるのか。

ゾンビが全力で追いかけてくる映画「28週後...」日本語予告編 『28日後』の続編だが、前編を観なくても十分である。 『28日後』のゾンビは覇気がない。ゾンビに覇気がないとは意味不明な表現かもしれないが,そう感じたので仕方がない。 28日後... <特別…

『ゾンビランド』爽やかな青春ドラマ。

世界情勢や日本のことばかり考えていると、怒りばかりで熱くなるので、気分転換にゾンビ映画を観る。『ゾンビランド』。 去年の11月頃に初めて観た映画。再度観てしまう。 映画は、あまり期待しないで観たほうがいいとつくづく思う。 たぶん、この映画を観た…

「世界で一番貧しい大統領」って、無責任では。

本屋で『世界で一番貧しい大統領ホセ・ムヒカ』の題名を見た時、やや戸惑った。 「世界で一番貧しい」ことを自慢する大統領のもとで国民はどんな貧しい生活を強いられているのだろう、と。 よく読むと、元大統領だけど質素に生きてます、という内容だった。 …

ヤクザのやり方と三菱マテリアル賠償問題。

仕事柄、元ヤクザの人と話す機会がよくあった。 元ヤクザは、薬物中毒者とかアルコール依存症の人が多いのだ。 まずヤクザのモットーは、自分より強い相手と争わないことである。 当然のことだ。弱いものを脅かし、現金なり資産なりを奪うのが仕事なのだから…

オバマのスピーチと「ツァーリ・ボンバ」(皇帝の爆弾)。 美しすぎる。

www.huffingtonpost.jp 先月5月27日オバマ大統領が広島を訪れ、スピーチした。 水を差すわけではないが、それほど評価するべきものとは思えない。 だって、あいつはもう辞めるのだから。 影響力はほとんど無いに等しい。 辞める予定のアメリカ大統領の思い…

『猫舌男爵』「太陽馬」皆川博子著とスターリングラード戦の恐ろしさ。

皆川博子の短編集である。この人は『聖餐城』読んで以来のファンである。 日本人で中世ドイツのことをこれ程生々しく描ける人は他にいまい。 表題作の「猫舌男爵」には猫も猫男爵も登場しない。今の猫ブームよりはるか以前から猫好きの私も期待していたのだ…

観てはいけない映画または後悔する映画『ドッグヴィル』『ダンサー・イン・ザ・ダーク』

『ドッグヴィル』は情けなくなるほど酷い 2本とも同じ監督の映画である。この監督は本当に頭がオカシイのだろう。 とりわけ『ドッグ・ヴィル』は情けなくなるくらい酷い。観たことを後悔する。タイムマシンがあればこれを観る前に戻りたい。 ドッグヴィル プ…