今日も憂鬱な朝鮮半島18 北朝鮮にはレアメタル(希少金属)があるそうな

朝鮮半島には資源らしきものは何もない。あるのは地理的な紛争要因と独裁者だけと考えていました。

しかし、間違っていたようです。

北朝鮮には地下資源がある。正確には、レアメタル(希少金属)が多量に存在するらしい。

レアメタルとは

レアメタルとはその名の通り、地球上に存在量が少ない“希少”な金属です。

現在、オーストラリアやアフリカのコンゴ、ルワンダなどから産出されているものが大部分を占めている。

この希少金属が必要とされる機器には次のようなものがあります。

身のまわりのレアメタル | レアメタルリサイクル/産業環境管理協会/資源・リサイクル促進センターより

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  • 次世代自動車次世代自動車(EV・PHV・HV) ネオジム、ジスプロシウム(駆動用モーターの磁石)リチウム、コバルト、ニッケル(バッテリーの正極材)
  • 家電4品目(エアコン、テレビ冷蔵庫、洗濯機) ネオジム、ジスプロシウム(エアコンのコンプレッサーやドラム式洗濯機のモーター内の磁石)
  • PC ネオジム、ジスプロシウム(HDDの磁石)コバルト(2次電池)電気・電子機器全般電気・電子機器全般のレアメタル タンタル(基板のタンタルコンデンサー)
  • 超硬工具超硬工具 タングステン(超硬工具、刃先交換工具)
  • 携帯電話 コバルト(2次電池)、タンタル(基板のコンデンサー)

先進国には必要不可欠なものばかりです。もちろん北朝鮮にも。

新たなる問題が起きそうな予感がします。

中国、ロシア、アメリカによる地下資源の取り合い。そして大国の思惑を利用しようとする金正恩の動きが、更なる朝鮮半島の危機を呼び込むかもしれません。

日本にとっては頭の痛い問題がまたひとつ増えました。

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 日本では知られていないが、トランプ政権はニューヨークやジュネーブを舞台に、北朝鮮代表と秘密交渉を進めている模様だ。また、ピョンヤンのスウェーデン大使館は、アメリカと北朝鮮の仲介役をはたしている。アメリカが日本や韓国のために北朝鮮に攻撃を仕掛けるというのは、建前に過ぎない。日本の希望的観測といってもいいだろう。

 なぜなら、アメリカにはアメリカの対北朝鮮政策があるからだ。ブッシュ政権以降、オバマ政権まで、日本人としては納得しがたい部分も多かったはず。その背景には、北朝鮮に眠っている地下資源が影響している。トランプ大統領も表向きの強硬姿勢の裏側で、独自のディールを成立させたいと考えているようだ。要は、北朝鮮の金王朝の独裁体制を力ずくで崩壊させるよりも、維持させたほうが国益に適うと判断している可能性があるのである。

 かつては「北朝鮮にはイラクと違って、めぼしい資源は何もない」とされてきた。しかし徐々に、北朝鮮がレアメタルの宝庫であることが判明。各国が色めき立つようになった。レアメタルとは、文字通りレア(希少)な金属のことで、地球上における存在量が絶対的に少なく、かつ産業上においては非常に有用な金属のことを指す。