ロシアのパンクバンド「プッシー・ライオット」の男性メンバーが食事に毒をもられて入院しました(今のところ生きているようです)。
このバンドはプーチン政権への批判を繰り返すことが有名で、サッカーワールドカップの時、ピッチに乱入したことで有名になりました。
体調を崩した後、ドイツの病院に入院したのが良かったようです。
もしモスクワの病院であれば、病院食に毒をもられ、そのまま原因不明の死亡となっていたでしょう。
ロシアでは、プーチンさんと政府批判が即座に毒殺につながります。
毒殺は、ロシアの伝統です。
プーチンさんはソ連時代、KGBに所属し東ドイツで諜報活動を行っていました。
そのKGB時代の得意技は、“毒殺”です。
当然、現在のロシア政府も“毒殺”を得意としています。
殺人のような犯罪であっても、人間の行動パターンは変わらないのです。
狙撃は「本職さながら」ではなく、本職そのもの
プーチンさんが狙撃術を披露しました。
カラシニコフの新型スナイパーライフルを試射したとか。
日本としては明らかに敵対している相手です。
しかし、暴君でありながらも精悍な独裁者である魅力は否定できません。
(後ろに立っている2人もかなりの強面ですな)
また、AFP通信は狙撃術を「本職さながら」などと表現していますが、彼は明らかに本職です。
2018.9.19 16:18
ロシア大統領批判のバンド・メンバーに毒物か ドイツで治療、命に別状なし
【ベルリン=宮下日出男】ロシアのプーチン大統領への批判で知られる同国のパンクバンド「プッシー・ライオット」の男性メンバーが食事後、体調を崩す事件があり、治療を行ったドイツ・ベルリンの病院の医師らは18日、毒物が使用された可能性が高いとの見解を明らかにした。
男性メンバーはピョートル・ベルジロフさん。関係者の話によると、今月11日にモスクワの裁判所を訪れて食事をした後、急に会話や歩行が困難な状態になった。現地の病院で手当てを受けた後、16日にベルリンの病院に搬送されていた。
病院側の説明では、ベルジロフさんの命に別条はなく快方に向かっているが、具体的な毒物は特定されていない。同伴しているメンバーによると、ベルジロフさんは回復後、ロシアに帰国する方向だという。
ベルジロフさんを含むバンドの男女メンバー4人は7月、サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会決勝の試合中、政府への抗議のためピッチに乱入。拘束され、15日間の拘留が決定した。
プーチン大統領、本職さながら?の狙撃技術披露
2018年9月20日 17:58 発信地:モスクワ/ロシア [ ロシア ロシア・CIS ]
【9月20日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は19日、首都モスクワ郊外のクビンカ(Kubinka)にある軍事テーマパーク「パトリオットパーク(Patriot Park)」を訪れ、同国の武器メーカーであるカラシニコフ(Kalashnikov)の新型スナイパーライフルを試射した。
ロシア国営ニュース専門チャンネル「ロシア24(Rossiya 24)」の報道によるとプーチン氏は試射の際、息を止めたまま心臓の鼓動の合間を縫って引き金を引くという本職さながらの技術を披露したという。
ロシア24によると「標的は一番遠い場所に設置」され、「撃った5発のうち半分以上は命中した」という。(c)AFP