米国 揚げコーラって何?テキサス州で134年続く「ごちそう」の祭典

米国テキサス州では1886年から続いている食の祭典があるそうです。

写真では予想通り、(店員も含めて)もちろんデブばかり。

f:id:ha-kurehanosatosi:20191103112327j:plain

これはこれでいいのではと思わせる安定感があります。

 

格差問題を研究している学者によれば、米国(先進国)のデブは貧者の証であるそうな(金持ちは身体に良い高価な物を食べているので太らない)。

それでも好きなものを食べるのは個人の自由なんですね。

 

ただし、日本人とはカロリー量のスケールが違います。

 

フライドPBJと呼ばれるピーナッツ・サンドがあるらしい。

作り方は、

ピーナッツバターとジャムを塗った食パン2枚を重ねて、衣をつけ

油で揚げるとか。

お祭りに5年間連続して加しているエドウィン・ララさんが作っているのは、「フライドPBJ」PBJとはアメリカの国民食とも言える「ピーナッツバター・アンド・ジェリー・サンド」の意味だ。

ピーナッツバターとジャムを塗った食パン2枚を重ねて、衣をつけて……その通り、黄金色にしっかり揚げればできあがり。

f:id:ha-kurehanosatosi:20191103111802j:plain

フライドPBJ(ピーナッツバター・アンド・ジェリー・サンド)

「なぜ最後に油で揚げるのかっ!」とツッコミを入れたくなるような代物。

日本人にはここまでしつこい食べ物は無理です。

 

それにしても「揚げコーラ」って何でしょうか?

Wikipediaにありました。

f:id:ha-kurehanosatosi:20191103110821j:plain

フライドコーク

フライドコーク(Fried Coke、Deep Fried Sodaとも)は、凍らせたコカ・コーラ風味の生地を油でたっぷり揚げた後、コカ・コーラのシロップ、ホイップクリーム、シナモンシュガー、サクランボをトッピングしたもの。

Wikipedia「フライドコーク」より

これはすごい。写真を見ただけで胸焼けしそうです。

日本人の健康志向は徳川家康ゆずりとか

日本人は徳川家康の影響なのか、やたらと健康番組が好きです。

家康は健康オタクで知られており、長寿には運動が必要であるとか、食事に注意することで身体が健康になるとか、当時としては斬新な健康科学を体験から学んでいたようです。

自ら薬を調合し、家臣たちを実験台にして無理やりのませていたなどの逸話も残っています。

 

ある程度の興味はいいのですが、それが強迫的にタンパク質ばがりを食べたり、他人にも食生活の改善を強制するようになると、かなり迷惑です。

www.bbc.com

【写真で見る】 揚げコーラに揚げバター……134年続く米テキサスの祭典

2019年10月28日

1886年から続く「ごちそう」の祭典が、今年も行われた。米テキサス州ダラスで9月下旬から24日間にわたって開催された「ステート・フェア」には、200万人以上が足を運んだ。ユニークで面白い食べ物が目玉のこのお祭りを、BBCのエリザベス・ホットソン記者が取材した。


テキサスのステート・フェアのシンボル「ビッグ・テックス」像は2体あり、大きい方は高さが17メートルもある。写真は、高さ約11.5メートルのもので、日没後にはライトアップされる。


度々表彰されている「メキシ・コーン」
ステート・フェアの目玉は食べ物だ。屋台は毎年あれこれ工夫をこらし、人目を引くメニューを揃えて参加する。

ルース・ホーンツさんの屋台「ルース・タマーレス」の看板メニューは、じっくり蒸し焼きにした「メキシ・コーン」。

バルバコア(メキシコのバーベキュー)とブラック・ビーンズ、パクチー・ライムライスをトルティーヤで包み、ピコ・デ・ガヨ(トマト、タマネギ、唐辛子などで作る調味料)とケド・ブランコ(白いチーズ)、自家製サルサ・ヴェルデソースをかけたものだ。

お祭りの食べ物コンテスト「ビッグ・テックス・チョイス・アワード」で度々受賞している。


メキシコと国境を接するテキサス州では、スペイン系やメキシコ系の文化の影響が多くみられる。


最も価値のあるメニューに巨大ターキーレッグを挙げる人もいる。


アーロン・フレッチャーさんの一族は、アメリカンドッグ好きの間では王族扱いだ。1942年のステート・フェア以降、出店を続けている。


ごちそうは他にもいくらでもある。「バーガー・ハンド・パイ」は、牛肉やベーコン、炒めた玉ねぎ、チェダーチーズ、ペッパージャックチーズをパイ生地で包んで焼いた食べ物だ。

お祭りに5年間連続して加しているエドウィン・ララさんが作っているのは、「フライドPBJ」。PBJとはアメリカの国民食とも言える「ピーナッツバター・アンド・ジェリー・サンド」の意味だ。

ピーナッツバターとジャムを塗った食パン2枚を重ねて、衣をつけて……その通り、黄金色にしっかり揚げればできあがり。

I
まずフライドPBJの端っこをかじってみてから、好きかどうか判断するのがいいかもしれない。


粉砂糖たっぷりの「ファンネルケーキ」
「ウィンター・ファミリー・コンセッションズ」のCFO(チーフ・フライング・オフィサー、最高揚げ物責任者)のクリスティ・エルピロさんが作っているのは、「ファンネルケーキ」。粉砂糖がたっぷりかかった、揚げたパンケーキのようなお菓子だ。


このお店は揚げ物だらけ。揚げコーラに、揚げジャンバラヤ……なんでも揚げる
「揚げコーラ(フライドコーク)」はいかが? それとも、「揚げバター」は? 「ピザ・フライ」もあれば、「フライド・ピザ」もある。


揚げバター・ボール
「揚げ物のジーザス(Fried Jesus)」の異名を持つアベル・ゴンザレス・ジュニアさんが考案し、2009年に初登場した「揚げバター・ボール」。凍らせたバターに衣をつけ、揚げれば完成だ。


ステート・フェアの運営担当のラスティ・フィッツジェラルドさん。移動遊園地や、食べ物やおもちゃの屋台が並ぶにぎやかな会場を管理している。


1番人気のアトラクション「テキサス・スター」は、ステート・フェアではおなじみの存在だ。


「スモーキー・ジョンズBBQ」のブレントさんとホアンさんのリーヴス兄弟は、自らが考案した「ビッグ・レッド・チキン・ブレッド」に自信満々だ。


「ビッグ・レッド・チキン・ブレッド」
屋台には、人目を引くメニューが必要だ。炭酸飲料のビッグ・レッド入りのドーナツの上に、フライドチキンが乗っている「ビッグ・レッド・チキン・ブレッド」は、今年最も目立ったメニューの1つだ。


ダラス出身のカリーナ・ジャイメスさんは、ビールにスパイス、コショウ、レモン、ライムを加えたカクテル「ミチェラーダ」がお気に入り。究極の迎え酒なのだという。


カラフルなフローズンカクテル
屋台が何百もひしめくステート・フェアでは、とにもかくにも目立たなくてはならない。ブランドン・ウィンさんが作るインパクトのあるフローズンカクテルは、間違いなくひときわ目を引いている。