AIの最恐の問題点
人類の歴史を振り返ると、科学技術の大部分は戦争に使用されてきました。
AIも必ず戦争に使用されるでしょう。
AI開発の恐ろしさは、このことに尽きます。
ha-kurehanosatosi.hatenablog.com
核エネルギーの発見が、すぐさま戦争に利用されたように、AIはサイバー戦争に利用されるます。
その場合、どのような戦争を行うのか。
まず、敵である国家や都市の、AIが操作しているインフラを停止させるでしょう。
AIに医療、自動運転、エネルギーのインフラ、金融、裁判、教育など全てを依存した社会に対しての攻撃は簡単です。
映画『ダイハード4.0』に描かれたサイバーテロは、優秀なAIならば簡単に実行できるでしょう。
電気を止めるだけでも、都市部ではあっという間に治安が崩壊し、食料品が無くなり、飢餓におちいります。
楽天的な学者や技術者は、人間に代わって頭脳労働をしてくれるとか、
人間が制御できると主張しますが、まず無理でしょう。
核エネルギーの制御が出来るようになりましたか?
AK47カラシニコフのような自動小銃すら管理できない。
賢い子供(AI)は親(人間)の言うことを聞かない
AIは一部の人類が作り出した子供です。
当然、その人達の個性を引き継ぐでしょう。
人の1000倍も賢い子供が、親の言うことを聞くとは思えません。
しかし、もう後戻りは出来ないのです。
人類が、科学の進歩を「善」であると信じ込んでいる限り、やめることはありません。
一個人としては、何の行動も起こしようが無いので、なるようになると思うしかないですが。
ISのような、イスラム過激派が暴れるのも何となく分かる気がします。
彼らは、科学が作り上げた現代社会を、古代に戻そうとしているのではないのでしょうか。
といっても、彼らも必ず戦争にAIを使用するでしょう。
その時、戦争被害は凄まじい結果になることは明白です。