中国人の友人がいます。
日本人の夫と日本で暮らしており、夫は中国に支店がある日本企業勤務です。
よく日本人が(ゼンジー北京とかが)「なんとかアルね」のように中国人の真似をするのですが、日本語検定2級の彼女と話をして本当に「そうアルよ」みたいな話し方をするのだと知りました。
日本人と中国人は生活習慣に大きな違いがあります。
特に、トイレと入浴に関しては、真逆の価値観です。
20年くらい前の中国を旅した人の旅行記を読んだ際、日本人と中国はトイレと入浴の習慣が全く逆であると記されていました。
つまり、トイレは開けっぴろげで、ただ複数の穴が空いた場所ですませる。当然他人と顔を見合わせながらする訳です。世間話をしたりするなど。
また、入浴は基本的に湯船につかる習慣がない。ましてや日本人のように大勢の他人と大風呂に入ることは考えられない。
このことを話すと「そうそう、子供の時はワタシの田舎もそうだったヨ」「トイレの下には豚もいたヨ」と言ってくれました。
習近平「トイレ革命」を提唱、文化の壁
何事も極端で強引なのが中国式です。
上からの改革で「トイレを綺麗にせよ」との命令が下ったようです。
農村部の民家を訪ねると、エアコンや太陽熱温水器、大画面テレビがそろっている家でも、トイレは水洗式でなく、悪臭が漂っているという。地方の学校では豪華な庭園を整備しながら、トイレは後回しになっているケースが目立つ。
「予算ではなく考え方の問題だ」と、バイ氏は語る。