F─35戦闘機は3種類あります。
- F─35A:空軍用のA型(航空自衛隊が配備予定)
- F─35B:短距離離陸・垂直着陸(STOVL)が可能なB型
- F─35C:空母艦載用のC型
現在、2.のF─35B(B型)が岩国の米海兵隊基地に配備されています。
短距離離陸・垂直着陸が可能なF─35B(B型)を,日本の米海兵隊が活用する場合、艦載可能な空母が必要になります。
日本の護衛艦「いずも」を空母として改修するれば、F─35B(B型)が艦載可能です。これは、米海兵隊と共同作戦ができることを意味します。
優れたステレス性能と約1000キロメートル半径の航続距離を持ったF─35B(B型)を「警戒」する国は、日本を侵略したり攻撃するのに不都合が生じる国なのです。
人民日報は「警戒せよ」と報道しているとか。
中国や北朝鮮を「警戒」させることが国土の防衛になります。
Fー35Bを導入するのか? 日本の護衛艦「いずも」の動向に警戒せよ=中国メディア
2018-03-26 15:12日本が「いずも」型護衛艦を空母に改修し、Fー35Bの発着が可能か調査していると報じられたことについて、中国では反発の声が高まっている。中国共産党機関紙・人民日報は23日、軍事専門家の宋暁軍氏の見解として「Fー35Bがいずもに発着できるようになれば、日本の作戦能力は大幅に高まる」との見方を示したことを伝えている。
記事は、「いずも」型護衛艦を改修し、ステルス戦闘機Fー35Bの発着が可能になれば「いずもは事実上の空母となる」と主張する一方、いずもは現時点で英国やイタリア、スペインの現役空母より大きいと指摘。いずもは護衛艦と名乗っているが「どのような皮を被っていようとも、いずもは現時点で空母に近い存在」であると主張した。
続けて、日本で「いずも」型護衛艦が進水した時点で、中国国防部は「日本の動向はアジアの隣国および国際社会が警戒すべきもの」だと警告していたと伝えつつ、中国の軍事専門家の宋暁軍氏は「日本は防衛型空母としての可能性を調査していると主張しているが、攻撃型の戦闘機を艦載機とするならば、いずもは紛れもなく攻撃型空母である」と主張していることを紹介した。
続けて、「いずも」型護衛艦が空母となり、Fー35Bが艦載機となった場合は日本の作戦能力に大きな変化が生じるとし、Fー35Bは攻撃できる距離を1000キロメートル以上も伸びることになると主張。また、人員面、武器面において他国への攻撃体系のいっそうの充実に繋がるとし、中国にとっては警戒すべき動向であると伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)