宇多田ヒカル『SAKURAドロップス』、戦闘準備の小太鼓の連打。映画『グローリー』。


宇多田ヒカル - SAKURAドロップス

SAKURAドロップス』をよく聴く。

あの冒頭、小太鼓の連打「タ・タ・タ・タ・タ・タ・・・・・・」

が始まるとゾクッとする。

闘争本能がゆさぶられる、あの響き。

 

不安定さが好きだ、宇多田ヒカル自身の。
バイリンガル特有のなんとなくおかしい日本語が好きだ。
日本語と英語は周波数帯が違うので、どちらも同じように上手にはなれない。


映画『グローリー』が頭に浮かぶ。
南北戦争時に組織されたアメリカ初の黒人部隊の話。
第54マサチューセッツ志願歩兵連隊。

 

映画『グローリー』は単純な真理を伝えている。
「戦わない者は、自由を得る権利もない」
私もそう思う。

ラスト、南軍のワグナー要塞に突撃する黒人部隊。
「前進!」は「march」だ。

 

それを受けて、要塞の中は臨戦態勢。

そして、小太鼓の連打。

「タ・タ・タ・タ・タ・タ・・・・・・」

小太鼓の連打は、戦闘準備を意味するのだ。

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