そんなにTVドラマを観ているわけではありません。
が、『コード・ブルー3rdシーズン』は、ひと通り観てしまいました。
役者としてのニュートラル(トカゲを飼っているとか、根暗なインドア派だとか)な新垣結衣さんが結構好きなので、医者が演じられるかと思っていましたが、やっぱり女優さん、大したものです。
「こんな医者いるな」と思わせる雰囲気を出していました。
ちょっとツンとしたところが医者っぽいのです。
ただし、あんなに美人でスタイルの良い女医さんはまれですが。
現実には、腕のいい医者がいい人とは限らない
内容は、ドクターヘリに乗る救命救急医たちの話。
どうしても、熱血ドクターと救命の感動的な話になります。
ですが、現実世界ではあんなに真面目で一生懸命な医者は、ほとんどいません。
もし、あのように思い詰めて働いていれば、早晩、潰れます。
プロは長続きするからプロなのです。
仕事上、出会った医者はもっとクールで、傲慢な人が多かったのです。
これは、医者の悪口を言っているわけではありません。
冷静な判断力と自分の技量に自信があるのは、医者として当然です。
病人や怪我人にとって必要なのは、人柄のいい医者ではなく、腕のいい医者なのです。
ある意味、クールで傲慢なことは、医者として優秀なことの条件です。