2月9日から始まった、平昌冬季五輪。
さっそく、ロシアと北朝鮮のサイバー攻撃を受けています。
ロシアは、国として参加させなかったことへの報復です。
国ぐるみでドーピングをしていたので、完全な逆恨みなのですが、あの国にはそんな理屈は通用しません。
ハッカー集団「ファンシー・ベア」が五輪組織委員会の内部文書をハッキングし、ネット上へばらまいています。
「ファンシー・ベア」は、ロシア連邦軍参謀本部情報総局(GRU)に属しており、国家が率先したサイバー攻撃です。
ドーピングやサイバー攻撃など、何でもありの恐ろしい国です。
北朝鮮は韓国のオリンピック関連組織を攻撃しているとか。現時点で、3種類のマルウェアが発見されています。
いったん弱腰になった相手はとことん絞られるようです。
「水に落ちた犬は打て」状態の韓国です。
日本も簡単に弱腰を見せると同じ目に遭うのです。
2018.02.09 FRI 17:00
史上最悪のサイバー攻撃にさらされる平昌五輪──ロシアの報復と北朝鮮の思惑
より広い視点から見れば、五輪に付きものの地政学的な緊張は、いまやサイバー空間にも広がっているのだ。米ジョンズ・ホプキンズ大学高等国際研究大学院の教授トーマス・リッドは、「オリンピックは政治色が最も強いスポーツイヴェントです。ハッキングの標的になるのも、まったく驚くことではありません」と言う。
情報リークから諜報活動まで問題は拡大しているが、サイバー攻撃で地球が滅びるわけではない。しかし主催者側や人生でたった一度の晴れ舞台を心待ちにする選手たちにとって、世界最大のスポーツイヴェントを本気で狙う悪質なハッカー集団がいくつもあるという状況は、大会終了まで大きな懸念となるはずだ。