習近平主席が憲法を変えて、国家主席の任期を無制限にします。
終身主席つまり皇帝になるつもりです。
全国人民代表大会(全人代)にて諮るらしいのですが、もうすでに決定事項です。
あの国に民主主義などありません。
何を血迷ったのか、天安門広場で、BBCの記者が全人代委員たちにインタビューしていました。
──ひとりの人間に権力を集中させることは怖くないですか?
「新時代に合っています」
「もちろんいい考えですよ」
「素晴らしい案です」
「この国の安定と平和のために良いことです」
「最高です。民主主義です。誰もが意見を言えるので」
天安門広場で聞けば、こんな風に答えるしかないでしょう。
もうすでに決定事項なのです。ここで「反対です」と発言すれば、本物の首が飛びます。(委員の迷惑そうな顔が気の毒)
すでに言論の自由などない独裁国家なので、憲法を現実に合わせる作業が今回の全人代です。
習主席の任期無制限は中国にとって良い? 全人代委員たちに聞く
2018年03月6日中国共産党中央委員会は2月末、国家主席の任期を「2期10年まで」とする憲法の条文を削除する改正案を発表した。この改正によって、習近平氏は任期が切れる2023年以降も、国家主席の座にとどまることができるようになる。
改正案を採決する全国人民代表大会(全人代)が5日、開幕した。主席任期に関する投票は11日だ。
BBCのスティーブン・マクドネル記者が、全人代開始のため北京の天安門広場に集まった委員たちに、1人の人間に任期無制限で権力を集中させるのは良いことか尋ねた。