モンゴル チンギス・ハーンの額にチン○ンで抗議 謝るのは反論してから

コロコロコミックがチンギス・ハンを侮辱したと謝罪した上に、販売中止したことがニュースになっています。

子供向け漫画のくだらないギャクにその都度謝っていたらきりがない。 

朝日新聞あたりが掲載していれば問題かもしれませんが、小学館なので気にする必要はないのです(朝日新聞は親中なので反中国のモンゴルは「敵」扱い)。

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コロコロコミック販売中止 小学館、謝罪し混乱回避

2018/3/6 13:48
c一般社団法人共同通信社
 小学館の漫画誌「月刊コロコロコミック」3月号に、モンゴルの英雄チンギスハンの肖像画に侮辱的な落書きをした漫画が掲載された問題で、同社は6日、同誌3月号の販売を中止し、書店に返品を求めると発表した。

 

 小学館広報室は「チンギスハンを敬愛する方々にあらためて深くおわびし、書店での混乱を避けるため」と理由を説明。購入済みの顧客への代金の払い戻しにも対応する。返金の詳細は同社のホームページで告知する。

 

 問題の漫画は「やりすぎ!!! イタズラくん」。チンギスハンの肖像の額の部分に、男性器を模した落書きが描かれた場面があり、在日モンゴル大使館が外務省に抗議していた。

簡単に謝るのは誤り

天皇陛下の肖像画に同じことをされたらなどと擁護する人もいますが、陛下は800年前の英雄ではありません。現今、日本国の王です。

それに、海外の子供向けの漫画に描かれたとしても、そんなことを取り上げる必要もありません。

 

今回の件で大きな問題なのは、何でもすぐに謝って済ませようとする日本人の癖にあります。

 

謝罪には賠償がつきものなのは国際的に常識なのです。それは友好国であっても同じです。モンゴルと日本は喧嘩すべきではありません。それが日本の国益だからです。同時にモンゴルにとっても国益です。

 

しかし世界の国同士は、どんなに親しい言葉を交わしている友好国であっても、自らの国益を優先します。

 

簡単に謝ってすむのは日本国内だけと誰も教えないのは、日本の教育現場とメディアの不作為です。

韓国に対して簡単に謝って、「1000年過ぎても忘れない」と言われたことを忘れたのでしょうか。

 

例え99%こちら側に非があっても、「1%正しい」と言い続けるのが世界の常識です。これは(どこかの隣国のように)すべて自国が正しいと強硬姿勢をとれの意味ではありません。

まず反論してから、交渉する。このプロセスをすっ飛ばして謝罪すれば全面的に賠償しても構わないと意思表示するのと同じなのです。

チンギス・ハンは日本では侵略者

また日本人の常識から鑑みれば、チンギス・ハンは英雄ではありません。明らかに侵略者、大量殺人者です(800年前なら褒め言葉)。

 

ユーラシア大陸の都市郡を巨大な軍隊で襲い、降伏しなければ略奪のうえ破壊し、住民を皆殺しにしたのは動かしようのない事実です。彼らの正史である『元朝秘史』にも誇らしげに描かれています。

 

当時は、戦争に強く武力で他国に侵攻することは英雄の条件でしたが、それにしても彼らのやり方は酷かった。農耕民族でない遊牧民のモンゴル人はまるでイナゴが作物や樹木を襲うように都市に住んでいる人間を殲滅していったのです。一般に戦争の常識として、軍人や政治家は皆殺しにしてもその他の人間は生かして賦役させていました。

 

日本の研究者には東西文明をつないだ世界大国を作り上げたと、まるで偉人のように表現する人もいますが、彼の孫フビライ・ハンが日本を大軍で2度も侵略したことを無視しています。

北条時宗の采配と武士達の奮闘がなければ、日本も大陸の勢力に属国化していた恐れは十分にあるのです。