日本の国会を見ていると、中国に傾倒している国会議員がよくわかります。
民進党の増子輝彦参議院議員は、中国が立ち上げたアジアインフラ投資銀行(AIIB)に参加しなくていいのかと言いたいようです。
安倍首相の発言はちょっとわかりにくいのですが、要は「様子を見るべき」とのことです。
麻生財務大臣は、はっきりと「AIIBなんて、金を持っていないやつが突然始めたサラ金のようなもの」と言っています。(動画では5分過ぎた頃から)
言い得て妙ですな。
アジアインフラ投資銀行(AIIB)とは
中国が提唱し、途上国で道路や鉄道などのインフラ整備に必要な資金を貸し出す銀行。年内設立を目指しており、これまでに50以上の国・地域が参加を表明した。法定資本金は1千億ドル(約12兆円)。出資比率などは6月末までに決める。 中国が過大な発言権を持つことへの懸念と、同じ目的のアジア開発銀行を主導する立場から、日米は参加に慎重な姿勢をとっている。
(2015-04-10 朝日新聞 朝刊 2外報)