独裁者は魅力的な人が多い。
ライバルを蹴落とし時には粛清しながら、同時に人望を得る必要があるからです。
自身の実力と才能のみによって現在の地位を築いた人物。
ロシアのプーチン大統領はその典型と言えます。
恐怖とユーモアの両方を持ち合わせている。
オリバー・ストーン監督もその魅力には勝てなかったようです。
「彼(プーチン大統領)は、ロシアの正真正銘の真の子だ。私が感じたことについてだが、彼の規律正しさ、16年間にわたって仕事をする能力、スタミナ、彼がどのように仕事をしているかに感嘆している」と評価しています。
米国のオリバー・ストーン監督が、ロシアのプーチン大統領に関するドキュメンタリー映画製作時のプーチン氏との会話について語った。
スプートニク日本
「RT」の番組「SophieCo」でストーン氏は、「私は常に真実に忠実であり続けようと努めている。プーチン氏との会話で、私は真理に背くようなことは一言も言っていない。私は偽らざる気持ちとして、すぐに大統領にこう言った。『あなたはロシアの真の息子であるとの印象を強く受けます』と」と語った。
さらにストーン氏は、インタビューの際にはプーチン氏に厳しい質問も複数行ったと述べている。
2015年7月から17年2月にかけて記録されたプーチン氏との一連のインタビューを基に製作された4部構成のドキュメンタリー映画『プーチン氏とのインタビュー』は6月、米テレビ局「ショウタイム」で放送された。ロシアでは『プーチン』という題名でテレビ局「第1チャンネル」で放送された。