映画でもドラマでも強姦(レイプ)されるシーンが嫌いです。
作り物とわかっていても嫌なのだから、現実に存在するレイプ犯に対しては極刑でもいいのではと思っています。
繰り返し性犯罪を犯す人間は、去勢すべきです。
別にフェミニストぶって、格好をつけるつもりはありません。
ただ単純に生理的に嫌なだけです。
それでも、英国国営放送(BBC)『「日本の秘められた恥」伊藤詩織氏のドキュメンタリー』には違和感を感じます。
伊藤詩織さんに関しては、言論が自由な国・日本である限り、レイプ容疑者が不起訴になったとしても、レイプだったと訴え続ける自由はあります。
しかし、BBC記事の内容は、明らかに日本を貶めようとするプロパガンダです。
訴えられたジャーナリストの山口敬之氏が、安倍首相を好意的に書いていたことを理由として
「この事件に政治的介入があったと考えられている」
とニューヨーク・タイムズ東京支局長の言葉を引用しています。
これが事実であるとすれば大問題です。
一国の首相が司法に介入し、レイプ犯を不起訴にしたのならば、即座に辞任相当の犯罪です。モリカケ問題など吹っ飛んでしまうほどの大事です。
しかし、ニューヨーク・タイムズのモトコ・リッチ東京支局長は何の証拠も挙げていません。
ただ、「考えられている」と無責任に放言しているだけです。
日本国を、中国や韓国のように行政のトップが簡単に司法判断を覆すことの可能な国あつかいですか。
これは日本国と日本国民に対する侮辱です。
このような特定の政治的宣伝をプロパガンダと呼びます。
ニューヨーク・タイムズについて調べるとWikipediaに、
日本においては、朝日新聞社と提携しており、東京支局を朝日新聞東京本社ビル内に設けている。また、かつては共同で英字紙ヘラルド朝日(International Herald Tribune/The Asahi Shimbun)を発行していた。
とありました。
なるほど、朝日新聞東京本社ビル内に東京支局がある英字新聞でした。
つまり、朝日新聞と同じく、日本を貶めたいだけの新聞です。
レイプについて、英国に言われたくない
英国の強姦件数は(2004年)人口10万人当り、
21.6件。
日本の強姦件数は(2005年)人口10万人当り、
1.6件。
約13倍、日本よりも英国が強姦率の高い国なのです。同じ先進国なのに。
レイプに対する要件が違うとの意見もあるかもしれません。
しかし、それを考慮しても日本人口の半分の英国で、13倍は普通ではありません。
自分の国を何としてから他国のことを批判してほしい。
「日本の秘められた恥」 伊藤詩織氏のドキュメンタリーをBBCが放送
6時間前
BBCは28日夜、強姦されたと名乗りを上げて話題になった伊藤詩織氏を取材した「Japan's Secret Shame(日本の秘められた恥)」を放送した。約1時間に及ぶ番組は、伊藤氏本人のほか、支援と批判の双方の意見を取り上げながら、日本の司法や警察、政府の対応などの問題に深く切り込んだ。制作会社「True Vision」が数カ月にわたり密着取材したドキュメンタリーを、BBCの英国向けテレビチャンネルBBC Twoが放送した。
番組では複数の専門家が、日本の男性優位社会では、被害者がなかなか声を上げにくい状況があると指摘した。伊藤氏はその状況で敢えて被害届を出し、さらには顔と名前を出して記者会見した数少ない日本人女性だ。
伊藤氏は2015年4月に著名ジャーナリストの山口敬之氏に強姦されたと、警察に被害届を出した。最初の記者会見を開いたのは、2年後の2017年5月。山口氏の逮捕令状が出たにもかかわらず逮捕が見送られ、証拠不十分で不起訴処分となったことへの不服を検察審査会に申し立てたという発表だった。
番組は、伊藤氏が「すごい飲み方」で泥酔して吐いた、ホテルでのその後の性行為は同意の上でのことだった――という山口氏の主張や反論とあわせて、伊藤氏自身が語る2015年4月の経緯を、現場となった都内のすし店やホテルの映像などを差し挟みながら、詳細に紹介した。当時以来初めて現場のホテルを訪れた伊藤氏が、こわばった表情でホテルを見上げた後にしゃがみこみ、「これ以上ここにはいられない」と足早に立ち去る姿も映している。
ニューヨークでジャーナリズムを学んでいた伊藤氏は2013年秋、当時TBSワシントン支局長だった山口氏とアルバイト先のバーで知り合った。インターンの機会がないか問い合わせると、山口氏からプロデューサーの職を提供できるので就労ビザについて帰国中に相談しようと呼び出しがあったという。
日本酒を少し飲むと「気分が悪くなり、トイレで意識を失った(中略)激しい痛みで目が覚めた。最初に口にしたのは『痛い』だったかもしれない。それでも止めてくれなかった」と語る伊藤氏は、その後、ベッドの上で山口氏に覆いかぶさられ息が出来なくなった際に「これでおしまいだ、ここで死ぬんだと思った」と涙を流して語った。さらには、抵抗する自分に山口氏が「合格だよ」と告げたのだとも話した。
首相に近い人物
番組では山口氏について、事件当時は日本の有名テレビ局のワシントン支局長で、安倍晋三首相を好意的に描いた人物伝の著者だと紹介した。伊藤氏と山口氏を取材した記事を昨年12月に発表した米紙ニューヨーク・タイムズのモトコ・リッチ東京支局長は、山口氏と安倍首相の近い関係から「この事件に政治的介入があったと考えられている」と話した。
山口氏は疑惑を全て否定している。番組は、山口氏が出演したネット座談会を紹介。山口氏はそこで、伊藤氏が泥酔していたため仕方なく宿泊先のホテルへ招いたと話した。また番組は、性行為はあったが合意の上だったという同氏の主張も伝えている。
番組はその上で、日本の刑法では合意の有無は強姦の要件に含まれていないと説明。暴力や脅迫があったと証明しなければ日本では強姦とは認められないことにも言及し、性暴力の被害者の多くが実際には恐怖で身がすくんで抵抗できず、助けを呼ぶこともできないことにも触れた。合意のない性行為はたとえ知人相手でも強姦なのだという、欧米では徐々に常識となりつつある考え方について、日本の大学生が教わったことがないというやりとりも紹介した。
また、日本の強姦罪(現・強制性交等罪)は2017年の法改正まで100年以上変わらず、強姦は窃盗より刑罰が軽かったなど、日本社会で性暴力が軽視されてきたことも法律の専門家などのコメントを通じて語った。