いつものことですが、中国企業がパクっています。
福建省の企業が「ロボット猫」とのキャラクター名で商標登録していました。
これは劣化コピーそのものです。
何故、同じパクるならより良いキャラクターを作らないのでしょうか。
パクったものがオリジナルを上回る出来栄えであれば、それは新たなるオリジナルです。
まあ、それが出来ないからパクるのですが。
また、これだけ堂々とパクるのにも驚きですが、何と「ロボット猫」の商標権を無効とされた企業が再度の審査を提訴していました。
「これは日本の『ドラえもん』ではなく、中国の『ドラえもん』」なのでまがい物ではないと主張しています。
中国企業おそるべしです。
正しい行いの人が正しいと評価されず、大きな声を出した者が正しいとされる社会です。
3日 11時10分
中国のニセ「ドラえもん」、商標登録認めず
中国・福建省の企業が商標登録を申請した「ロボット猫」というキャラクターが、「ドラえもん」に酷似していて、著作権侵害にあたるとして、中国の裁判所は申請を無効とする判断を下しました。
中国メディアによりますと、中国国内で「ドラえもん」に関連するキャラクター利用の権利を持つ上海の企業が、おととし、中国の商標評議委員会に商標権の無効を訴え、認められたのに対し、「ロボット猫」側は今年1月、再度の審査を命じるよう裁判所に提訴していました。
中国の仮想現実テーマパークの心配
動画で見る限りでは、まあまあの出来です。
しかし、「ぜひとも行ってみたい」と書かれた紹介文の中に気になる部分がありました。
「建設費には約1,690億円が充てられましたが、実際は514億円ほどで完成したそうです。」
とか。
どういった予算の組み方でしょう。
予算の3分の1以下で完成することが、これほど大掛かりなテーマパークの建設でありえるでしょうか。
どこか(安全面)を手抜きしているとしか考えられない。
このアトラクションの体験談に、ある意味期待してしまいます。
日本人の誰か行ってくれないかな。
中国の仮想現実SFテーマパークが最貧困地域にオープン
2018.05.02 08:30
これはぜひとも行ってみたい。かつてお伝えしていた、750トンのロボットがそびえ立つ仮想現実SFテーマパーク「East Science Valley-Science fiction theme park(東方科幻谷)」が、中国の貴州省貴陽市にてオープンしました。
ここには宇宙ツアーやローラーコースターにシューティング・ゲームなど、35種類のアトラクションが用意され、どれもがVRゴーグルをかぶって楽しむものとなっています。外観も宇宙基地っぽくてイカしてますよね。
建設費には約1,690億円が充てられましたが、実際は514億円ほどで完成したそうです。広さはおよそ1.3平方kmなので、ザックリと東京ディズニーランドの3倍の面積という感じになりますね。
ここの運営をしているCEO、Chen Jianli氏は動画でこう話しています。
中国でのテーマーパーク建設は、競争が激化しています。私どもは伝統的な遊園地にて、顧客にVRやARといった現代技術で、斬新な体験をお届けします。SFテイストは、そのフィーリングを提供するのに重要な役目を果たすのです
VRローラーコースターはシックス・フラッグスの「スーパーマン・ライド・オブ・スティール」など、今では珍しいものではなくなりつつあります。とはいえすべてがVRというのは世界初のテーマパークであり、SFをテーマにしたものも中国では初めての試みです。しかも建造されたのは、中国でも最貧困の地域。今後は観光客を多く呼び込み、テクノロジー中継地点として発展し、地元が少しでも潤えば一石何鳥にもなります。
中国政府が支援しているシンクタンクのCCIDいわく、中国では2020年までに、VRを使ったエンターテイメント産業が約8,500億円規模に急成長するだろうとのこと。VRはさまざまな分野で利用されることになりますが、動画にあったように観光の分野でも多用されることになるでしょう。
中国は肖像権的にアレなテーマパークが多いことで知られていますが、今後はそれらもVR化が進んでいくのかも? 心のどこかで、予想の斜め上をいくことを期待する自分がいます。
Image: YouTube
Source: YouTube via DIGITAL TRENDS(岡本玄介)